エニワンは2月4日、工務店女子の実態調査の結果を発表した。調査は1月22日~27日、工務店に勤める女性1,098名を対象にインターネットで行われた。

  • 担当している業務内容

    担当している業務内容

はじめに、担当している業務内容を教えてもらったところ、「事務」(64.8%)が最も多く、次いで「営業」(11.7%)、「施工管理・現場監督」(6.7%)、「現場施工」(5.9%)、「インテリアデザイン・コーディネート」(5.9%)、「設計関連」(4.1%)と続いた。

工務店を選んだポイントを聞くと、「社風が良かった」(41.5%)、「インテリアデザインやコーディネートが好き」(31.4%)、「建築設計が好き」(26.1%)、「人生で一番大きな買い物に携わりたかった」(14.1%)が上位となった。

  • 女性がもっと勤めやすくなるために工務店が取り組むべきこと

    女性がもっと勤めやすくなるために工務店が取り組むべきこと

続いて、「女性がもっと勤めやすくなるために工務店が取り組むべきことは何だと思いますか?」と質問したところ、「働きやすい環境(女性に優しい制度・福利厚生)」(51.7%)が断トツのトップに。次いで「結婚・出産後も働きやすい環境」(34.5%)、「成長できる環境(キャリア育成・セミナー)」(31.8%)、「職場の雰囲気・社風(おしゃれな職場・コミュニケーション)」(22.8%)と続いた。

また、「自分が家を建てるならどのような工務店に頼みたいですか?」という質問に対しては、「担当者の対応が良い」(39.3%)、「アフターサービスが充実している」(38.5%)、「設計の自由度が高い」(36.1%)、「詳細な見積りを提示する」(32.7%)が上位に。

さらに、「お勤めの工務店で家を建てたいと思いますか?」と質問したところ、7割近くが「思う」(69.8%)と回答したものの、3割は「思わない」(30.2%)と回答。「良いところも悪いところも知っているから」「実情を知ってあまり信用できないと思ったから」「プライバシーの観点から」「高くつくこともあるため」といった声が寄せられた。