2020年はまだ始まったばかり。なのに、なんだかもう疲れちゃった。暖冬とか言いつつ最近思いっきり寒いし、いいこと全然ないし、あ~もう、やだやだ。毎日気分が沈みがち。なんか楽しいことないかなあ。と、ぼやきまくっていたところに、元気が出そうなお店がオープンするというお知らせが届いた。それが銀座にオープンする"チア居酒屋"「チアーズワン銀座店」だ。なんだかとっても元気が出そう。というわけで、早速Let's Go!

  • 店内は居酒屋というより洒落たバーやレストラン風だった(写真:マイナビニュース)

    店内は居酒屋というより洒落たバーやレストラン風だった

お店に入ると、チアガールたちが明るくお出迎え

「チアーズワン銀座店」は、2019年10月にオープンしたチア居酒屋「チアーズワン池袋店」に続いて、2020年1月27日にオープンする2号店。チアガールの衣装を着た女の子たちが、元気に明るく接客することを通じて、お客さんに元気を注入するというコンセプトのもとに誕生した居酒屋だ。

銀座店があるのは東京メトロ銀座駅を出て1~2分、銀座西六丁目の交差点のすぐ近くの路地裏にある雑居ビルの4階。なんとなくあやしげな雰囲気に尻込みしつつエレベーターを降りると、目の前に「Cheers One」と描かれた真っ赤なフラッグが掲げられていた。確かにここで間違いないようだ。店内をチラッと覗いてみると、居酒屋というよりは、おしゃれなバーという感じの内装。

ちょっと想像と違うな~と思っていると、イメージ通りのチアガールたちが入口に現れて「ヘーイ!!」と、いきなりハイタッチでお出迎え。「ヘ、ヘーイ」と小声で恐る恐る両手を差し出す筆者。さっきまで電車内で爆睡していたため、反応が鈍くてごめんなさい。いやあ、店の雰囲気は想像と違ったけど、本当にスポーツの大会で観るようなチアガールたちが何人もいて、目が覚める華やかさだ。

  • この感じで囲まれたらどんなに落ち込んでいても元気になるはず!

お店の料金システムは、意外とリーズナブル

席につくと、担当チアガールが1人ついてシステムを説明してくれた。完全飲み放題制で男性30分税別1,800円/女性税別600円。以降、自動延長制となっている。サービス料、テーブルチャージ一切なし、カラオケは無料。なるほど、思ったより安い。さらにフードメニューを見てみると、「カプレーゼ」(税別300円)「生ハムサラダの盛り合わせ」(税別300円)「ペペロンチーノ」(税別500円)「マルゲリータ」(税別500円)など、かなり安い。しかも、パスタ、ピザ、ソーセージに至るまで、イタリアの味にこだわっているそうで、コーヒーはエスプレッソの聖地と言われる南イタリア・ナポリを代表する「キンボ」のコーヒーを提供している。

  • ピザも本格的で美味しい。これで500円は安い

突然「チアガール集合~!」の号令……何が起こる?

なるほど、安くて美味しい料理が楽しめる店なんですね。なんて、カッコつけてる場合じゃないんだよ! 俺は元気を注入してもらいに来たんだった。そんな筆者が頼んだファースト・ドリンクのビールが届くと、「チアガール集合~!」の掛け声と共に、5人のチアガールがテーブルの周りに集まってきた。いったい何が始まるのか? ドキドキ……

「一緒に乾杯の掛け声、いきますよ!?」
「は、はい」
「アーユーレディ!?」
「お、おぅ……」
「イエース! Go! Fight! Win! Let's Go!」
「ゴ、ゴー……」

  • 「アーユーレディ!?」の掛け声とともに一緒に円陣を組む

  • 「Go! Fight! Win! Let's Go!」は、はい~!! がんばります!

さすがに恥ずかしい! こういうときに自分を捨てきれないところがダメなんだよ……と、弱冠卑屈になりそうになりながらも、徐々に楽しくなってきたぞ。何しろ、チアガールのみなさんが明るくて元気。しかも意外と全然うるさくなくて、どことなく上品な感じだから、すごく心地よい。なんだかいいぞ、チアーズワン。

チアガールのあきちゃんに、たかちゃんタジタジ

チアガールたちは、順番にお客さんのテーブルについて接客をしてくれるのだが、最初についてくれたのは、めちゃくちゃ明るくて健康的なチアガール・あきちゃん。「お名前伺っていいですか?」と聞かれたので伝えると、「じゃあ、たかちゃんね!」と、メンバーズカードに名前を記入してくれた。

  • めちゃめちゃ明るくて元気なチアガール・あきちゃん。おしゃべり上手&ダンス上手

完全に気分的にはガールズバーorキャバクラに来た感じになってきたけど、全然そうじゃない、そうじゃないんだ。ここはチアガールたちから元気をもらえる健全な居酒屋なのだ。お間違いないように。

ちなみに接客はダンスパフォーマンスが優先されるとのことで、他のお客さんの席でオーダーが入ると、「チアガール集合~!」と声がかかり、チアガールたちはいっせいにその席に移動して全員で「乾杯~!」と盛り上げていた。そんなときも、店内全体を盛りあげてくれるから、こちらも一緒に楽しめる。

誰もがアガる! 名物メニュー「チアーズワン ダンス」

名物メニューは、「チアーズワン ダンス」(税別2,000円)。好きな曲を選ぶと、その曲に合わせてチアガールたちが歌って踊って応援してくれるというもの。歌い終わったら乾杯をして、最後は全員と一緒にチェキで記念撮影ができるサービスだ。う~ん、アイドルイベントみたいだ。

  • 他のお客さんがリクエストしたカラオケ曲もみんなで盛り上がる! 楽しい!

というわけで、あきちゃんおすすめの「学園天国」(小泉今日子カバーver.)をリクエストしてみた。5人がテーブルの目の前に集合して曲が始まると、「ヘ~イヘイヘイ、たかちゃ~ん♪」と、歌詞にこちらの名前を織り交ぜつつ歌い踊るチアガールたち。ぎゃ~! 超テレる! でも嬉しい! 恥ずかしい! でもやっぱり嬉しい。チアガールたちの明るさにひっぱられて、どんどん元気になってきた。いいなあ、このお店。

  • アイドルイベント風にチェキで記念撮影。チェキって初めて撮った

あきちゃんによると、なによりも大事にしているのは「来店したお客さまに元気になってもらうこと」。ダンスにも相当こだわっているようで、店員さんたちは、ほぼ全員ダンス経験者とのことで、パフォーマンス慣れしている子が多いという。カラオケに合わせたダンスも、バスケットボールBリーグ「アルファビーナス」のプロチアチームのコーチが振り付けを担当して、アイドル曲もチアダンス風にアレンジされたものなんだとか。ちなみにあきちゃんは、高校でチアダンスをやっており、大学進学後はジャズダンスをやっていたそうだ。

「Go! Fight! Win! Let's Go! 」でお見送り

最初は恥ずかしかったものの、郷に入っては郷に従え。だんだん楽しくなってきたところで、1時間が経過したので、退店することに。すると、再びチアガールが全員集合。「Go! Fight! Win! Let's Go! たかちゃん!」と、帰りも全員による全力応援で見送ってくれた(泣)。いやあ、やっぱり最後まで照れるけど、すごく元気が出たのは間違いない。銀座のド真ん中に、こんなに爽やかで元気をもらえる店があるなんて最高だ。しかも、立地を考えるとかなりリーズナブル。料理も美味しかった。すっかり元気を取り戻して家路についたのであった。

  • 飲み放題なのでまずはお酒を飲んでテンションを上げておくことをおすすめします

●information
「チア居酒屋‐チアーズワン銀座店」
東京都中央区銀座6-4-12 KNビル4F ロハス銀座内
営業時間:18~24時
休:無

著者:岡本貴之

1971年新潟県生まれのフリーライター。音楽取材の他、グルメ 取材、様々なカルチャーの体験レポート等、多岐にわたり取材・ 執筆している。好きなRCサクセションのアルバムは『BLUE』。趣味はプロレス・格闘技観戦。著書は『I LIKE YOU 忌野清志郎』(岡本貴之編・河出書房新社)」