アイドルグループ・King & Princeの永瀬廉が、映画『弱虫ペダル』(8月14日公開)の主演を務めることが18日、明らかになった。伊藤健太郎、橋本環奈が共演する。

  • 永瀬廉

    永瀬廉

同作は累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画の初実写映画化作。連載は今年で12年を迎え、アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされている。地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬)が、あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。

永瀬は昨年12月より、帝国劇場『JOHNNYS’ IsLAND』の公演や年末の歌番組の合間を縫って、自転車練習をスタート。2回目の練習では指導の下で時速40km近くを出し、3回目の練習では山道を全力疾走するなど気合いを見せている。原作やアニメにハマり、気づくと朝になっている日々を送っているという。

また、伊藤は坂道の良きライバル・今泉俊輔役に決定。永瀬と同じく、12月より自転車の練習を始めた。橋本は自転車競技部のマネージャー・寒咲幹を演じ、優しく、時には叱咤激励しながらも坂道を支える。『旅猫リポート』(18)『隠れ“ビッチ”やってました』(19/キノフィルムズ)を手掛けた三木康一郎が務める。2月からのクランクインを予定している。

永瀬廉 コメント

まさか自分が実写映画で坂道くんを演じるとは思っていませんでしたが、すっかり原作とアニメにハマり、気づくと朝になっている日々が続いています。時間を忘れさせるくらい面白い、素晴らしい作品に出演できてとても光栄です! 一つの競技に一生懸命になっている選手たちは、キラキラしていて本当にかっこいいんです!
その魅力を映画でも伝えて、時間を忘れさせるような作品にしたいと思います。
僕も弱虫にならないように(笑)、自転車練習を頑張ってますので、是非この夏を楽しみにしていてください。

伊藤健太郎 コメント

今回『弱虫ペダル』に出演させていただく事になりました伊藤健太郎です。
漫画やアニメなどでとても人気のある作品に出させていただける事がとても嬉しいです。
また監督の三木さんともご一緒するのが2回目で信頼できる方なので今から楽しみです。
原作を飛び越えた実写ができればと思っていますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

橋本環奈 コメント

今作はこのお話を受ける前から原作を読ませて頂いておりました。
学生時代のこれぞ青春! というような瑞々しさ溢れる物語で、こぼしたくない一瞬一瞬を繊細に丁寧に
描かれていて、それに加え自転車レースという題材からも重要な要素となるスピード感溢れる絵がとても大好きです!
その作品の中で私はこの部をなにかと支える自転車オタクの役をやらせて頂きます。
実写化されるにあたって、この魅力あるヒロインとして参加出来る事を今からとても楽しみにしています。

渡辺航 コメント

坂道の自転車との出会い、友達との出会い、新しい自分との出会いの物語です。 ボクも楽しみにしています!!

三木康一郎監督 コメント

弱虫ペダル、原作が持っている疾走感や熱量、あと登場人物たちの熱い想いをリアルに映像として
どう伝えていくのか? そう考えたとき、まず自分自身が登場人物たち以上の熱量を持って挑む! という
なんだか少年漫画のような結論に至ってしまいました。
出演者、スタッフ、この映画にたずさわる者たちの熱量を皆さんに感じて頂ければと思います。
主演の永瀬廉さんとは初めてですが、彼が持つ素直なところや、まっすぐなところ、しかし、その奥にある強さや熱さなんかを、主人公の小野田坂道を通して、みなさんに伝えられればと思っています。
みんな必死で自転車の練習をしています!彼らの努力や成長にも期待していて下さい。

寺西史プロデューサー コメント(起用理由)

・小野田坂道
映画の主人公の小野田坂道役を「誰が演じるといいのだろう」とずっと悩んでいた時に、永瀬廉さんをテレビで拝見して、「この人しかいない!」と強く思いました。「坂道」の持っている一生懸命さ、明るさ、そして芯の強さ。
映画の中で描きたいと思っていた主人公が、永瀬さんの中にありました。
永瀬さんの作り上げる小野田坂道が楽しみでなりません。

・今泉俊輔
今泉は努力型の天才であり、複雑な感情を持ったキャラクターです。
伊藤健太郎さんの、柔らかい部分もありつつ、時折見せる鋭い目が、まさに今泉にピッタリだと思います。
坂道との出会いによって、変化をしていく今泉を演じて頂けることが幸せです。

・寒咲幹
幹ちゃんは、坂道の隠れた才能を「発見する人」です。映画を見る観客の皆さんの気持ちに、
一番近いところに寄り添っていてくれるキャラクターです。
圧倒的な「華」を持った橋本環奈さんが演じてくださることで、映画に美しい光が差し込むことと思います。