お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、11日に放送されたフジテレビ系バラエティ特番『人志松本のすべらない話』(21:00~23:10)で、過去の日本テレビ系大型特番『24時間テレビ』でチャリティーランナーに決まっていたことを明かした。

松本人志

松本人志

語り手を決めるサイコロでフリーの出目「★」が出て自ら話し始めた松本は、「この話していいのかな。別に何も悪い話じゃないんですけど、初めて言うんですけど。数年前なんですよ。今だから逆に言えるんですけどね」と切り出し、「実は『24時間テレビ』のランナーに、僕決まっていたことがあったんです」と告白。

出演者から驚きの声が上がる中、「オファーがあって。『逆におもろいんちゃうか』と俺にオファーが来たんですよ。俺も『逆におもろいんちゃうか』と。やろうかなと」「世間の人もびっくりするし、まぁええんちゃうかな」と前向きに受け止めた当時を回顧。「少し引っかかったのは、ちょっと照れちゃうし、『何で松本が走るのかな』という意味が分からないんじゃないのかな」と不安があり、「走る大義みたいなものさえあれば」とスタッフと協議を重ねたという。

具体的に企画として上がったのは、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の対決を絡めたものや相方・浜田雅功とのリレー形式など。「浜田はどうかなぁ……と思いながら。ほとんど俺が走るから、浜田は最初だけちょっと走るとか。いろんな折衷案をスタッフと綿密に、本当に1年ぐらい前からやっていたのよ。とにかく、浜田と『ガキの使い』が絡んでこないと俺はちょっと恥ずかしいから」という思いを、「これだけはうまく話してくれるかな」とスタッフに託した。

その後、スタッフから聞かされた浜田の返事は「一歩たりとも走れへん」。これには松本も「ビックリしました! なんやったんや我々のこの時間は!」と予想外だった様子で、「走って帰ったらしいですけどね」と暴露。「お蔵入りですよね。誰にもこの話をしたことない」「どんだけチャリティー精神無いねん! ゼロなんですよ!」と笑いを誘っていた。