令和初の忘年会シーズンを迎えた2019年の師走、Twitter上にある文言が飛び交っているのをよく見かけた。「#忘年会スルー」。日頃の飲み会の単なる延長だったり、上司からの小言を言われたりする忘年会に出席するのは「お金と時間の無駄」と考える人たちの共感を呼び、複数のメディアで取り上げられていた。

そんな忘年会が終わってまたすぐに、今度は新年会の時期に突入する。わずか1カ月ほどの間に会社がらみの飲み会が連続するわけなのだが、働く人たちはこの新年会をどう思っているのだろうか。現在働いているマイナビニュース会員277名に新年会参加の意向を聞いてみたので、本稿では「参加したい派」の意見を紹介しよう。

  • 会社主催の新年会、参加したい?

Q.会社が主催する新年会に参加したいですか

はい: 104名(37.5%)

いいえ: 173名(62.5%)

「はい」と回答した人の意見

・「お酒も飲めるし、会社の人と普段言えない話もできるし、コミュニケーションをとる場としてはいいと思うので」(47歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「毎年参加しているし、新年のご挨拶がいっぺんにできて便利」(58歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
・「他部署間での円滑なコミュニケーションを図るため」(44歳男性/化粧品・医薬品/営業関連)
・「会社のメンバーと新年のあいさつをするいい機会である。1月の中旬以降に会って『今年もよろしくお願いします』では、ちょっと気が抜けてしまう」(63歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「いつも話したことがない人に話しかけるチャンス」(27歳男性/半導体・電子・電気機器/技能工・運輸・設備関連)
・「普段交流のない職場の同僚や上司と簡単な話をしたり、その場の空間に一緒にいたりすることが大事だと思うから」(52歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「タダでご飯が食べられるから」(23歳女性/サービス(その他)/事務・企画・経営関連)
・「酒の場が好きだから」(61歳男性/建設・土木/営業関連)
・「子育てをしていていつも早めに退社するので、こんな機会じゃないとなかなか仕事以外のことを話す機会がない」(32歳女性/金融総合グループ/事務・企画・経営関連)

総評

回答者全体のおよそ5人に2人にあたる37.5%の人が会社主催の忘年会に参加したいという結果となった。参加したい理由としては、「職場の人にまとめてあいさつできる」「普段話す機会がない部署の人たちとコミュニケーションがとれる」といった意見が大半を占めた。ただ、中には「タダで飲み食いできる場なので参加する」といったように、1食分を浮かせる目的で参加している会社員も見受けられた。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2019年12月25日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 277名
調査方法: インターネットログイン式アンケート