Lip Popはこのほど、会社の忘年会に関する調査結果を発表した。調査時期は2019年12月。東京都に居住する10~60代の社会人を対象に行われ、20~50代100人から回答が寄せられた。

会社の忘年会、68%が「参加したくない」

  • 会社の忘年会に参加したいか?

会社の忘年会に参加したいか尋ねると、「絶対に参加したくない・できれば参加したくない」が68%を占め、「絶対に参加したい・できれば参加したい」は32%にとどまった。

年齢別にみると、「絶対に参加したくない」と答えた割合は、20代はゼロだったのに対し、30代は4%、40代は16%、50代は25%と、年齢が上がるにつれて増加する傾向がみられた。

会社の忘年会に参加したくない理由としては、「仕事として気を使ってしまうから」との声が目立った。一方、参加したい理由をみても、「仕事上プラスになる」など、あくまでも仕事という位置づけで忘年会を捉えている人が多かった。

回答者からは、「忘年会とうたっているが、実際は社長や上司が今年1年の社内の振り返りや問題点をずっとしゃべっているだけで、こちらの話を聞こうとしないし、話したい他の方々とはほぼ話せないため。お酒を飲む場ではなく、ただのミーティングみたいな感じであるため」(44歳男性)、「時間の無駄です。面白くない話を聞いて、愛想笑いするので、面倒です」(46歳女性)との声が寄せられた。

会社の忘年会を欠席する時の言い訳としては、「アルコールアレルギーの為、飲みの席に出れません」(25歳男性)、「数日前から体調が優れないことをそれとなくアピールし、当日『熱がある』『風邪です』と会社を休みます」(31歳女性)、「子どもの体調が悪くなった」(26歳女性)などが挙げられた。