俳優の寺脇康文が、16日に放送されるフジテレビ系ドラマ『アライブ がん専門医のカルテ』(毎週木曜22:00~)の第2話に出演する。

寺脇康文

寺脇が演じるのは、乳がん患者・日ノ原徹。乳がん全体のうち、男性が発症するのは1%未満で、寺脇は非常に珍しく、難しい役どころに挑むことになる。

日ノ原は妻と娘の3人家族で暮らしていたが、数年前に離婚し、今は独り身。横浜みなと総合病院の乳腺科で乳がんと診断され、心たち腫瘍内科の診察を受けに来る。日ノ原は、自分は男性なのに乳がんになるなんて信じられないと、ひどく困惑。そんな彼に、診察を担当することになった光野(藤井隆)は、遺伝の可能性を示唆する。すると日ノ原は、元妻のもとにいる一人娘にも遺伝するのか、と光野に聞き…。

寺脇は「男性が乳がんになるというのは、この脚本を読むまで、私も知らなかったですから、それを知ってもらいたいということも含め、もし自分がそうなったら、という想定で、決して他人事ではないということを皆さんに考えてもらえればいいな、と思って演じました」とコメント。「今や、2人に1人という確率でかかる、がん。自分がそうなったら、そして近くにいる大切な人がそうなったら、どう接するか。一緒に考えてもらえたらいいと思います」とメッセージを寄せている。