近畿日本鉄道は6日、河内長野駅にある「近鉄最後の字幕回転式発車標」を新型機種に更新するにあたり、1月23日から記念台紙付入場券を販売開始すると発表した。

  • 河内長野駅の字幕回転式発車標(行先表示器)

  • 「近鉄最後の字幕回転式発車標」引退告知ビジュアル

この字幕回転式発車標は、フィルムを回転させて文字を表示する形式の行先表示器。新型の普及によって全国的にも数が少なくなっており、近鉄では河内長野駅のホームにのみ現存していた。今回、これを新型機種に入れ替えることになり、これまでの感謝の意を込め、記念台紙付入場券を同駅改札口にて300枚限定、1枚160円で発売する。

河内長野駅ではこれに先立ち、行先表示器を紹介する特別なポスターを1月6日からホームに掲出している。2月6日まで継続する。