アイドルグループ・欅坂46が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第70回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~23:45)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。

  • 欅坂46(前列左から森田ひかる、菅井友香、小林由依、渡邉理佐、松田里奈、後列左から渡辺梨加、守屋茜、田村保乃、小池美波、土生瑞穂)

4年連続出場の欅坂46は、2年ぶりに「不協和音」を披露する。キャプテンの菅井友香は「2019年は2期生も加わってパワーアップした1年だったと思うので、感謝の気持ちを込めて精一杯、集大成を見せたい」と意気込みを語った。

2年前に「不協和音」を披露した際には、メンバーが倒れるハプニングがあった。心配はないか聞かれると、小林由依が「2年経って私たちも成長している部分もあると思うので、今回は2年前とは違った新しい形を見せられたら」と力強く答えた。

平手友梨奈とともに「僕は嫌だ」というセリフを担当している田村保乃は、同楽曲について「私とは真逆な性格にあるので戸惑いがあったんですけど、そういう人にも届けられる曲になれば」と話し、うまく言えるようになったきっかけを聞かれると「全然うまくないです」と謙遜。菅井は「保乃ちゃんの自分の『僕は嫌だ』なんだなって。自分のものにしていると思います」と太鼓判を押した。

今年の紅白は令和初、そして第70回という節目。2016年より東京オリンピック・パラリンピックに向けて「夢を歌おう」をテーマに掲げてきたが、今年はその締めくくりの年となる。総合司会は内村光良と同局の和久田麻由子アナウンサー、紅組司会は綾瀬はるか、白組司会は嵐の櫻井翔が務める。