JR東日本は16日、中央本線の特急列車「あずさ」「かいじ」に「えきねっと」会員限定の割引きっぷ「お先にトクだ値スペシャル(乗車券つき)」(50%割引)を設定すると発表した。利用期間は2020年の1月27日から2月28日までとなる。

  • 中央本線の特急列車に使用されるJR東日本E353系

同社は観光の機運を醸成するため、「旅をチカラに! キャンペーン」を2020年3月まで実施。その一環として、より多くの人に冬の観光シーズンの中央本線沿線へ出かけてもらうため、お得な割引きっぷを設定した。

「お先にトクだ値スペシャル(乗車券つき)」(50%割引)は、乗車券と指定席特急券が50%割引となる「えきねっと」会員を対象としたインターネット申込み限定の列車・区間・座席数限定商品。下り「あずさ11・15・19・21・27号」、上り「あずさ10・12・14・34・36号」と、「かいじ」の全列車を対象に設定される。

一例として、新宿(都区内)~松本間で「あずさ」に乗車した場合、通常の乗車券と指定席特急券の合計額は6,620円だが、同きっぷの利用で3,300円。東京(山手線内)・新宿(山手線内)~甲府・竜王間で「かいじ」に乗車した場合、通常3,890円に対し、同きっぷの利用で1,940円となる。

発売期間は乗車日1カ月前の10時から20日前の1時40分まで(発売期間最終日がシステムメンテナンス日の場合は乗車日21日前の23時40分まで)。事前受付により、パソコン・スマートフォンからは発売開始日のさらに1週間前の5時30分から乗車日1カ月前の9時54分まで事前の申込みが行える。