大井川鐵道は9日、新金谷~千頭間を走るSL列車「かわね路号」を2020年の正月三が日に「新春開運号」として運転し、乗車した全員に硬券仕様の「新春開運号特別乗車記念券」をプレゼントすると発表した。

  • ヘッドマークと国旗を装着したSL列車のイメージ

「新春開運号特別乗車記念券」のプレゼントは、2020年1月1~3日に運行する新金谷駅11時52分発のSL列車「かわね路号」(千頭行)の列車内で実施。列車が家山駅を発車(12時25分)した後、乗車券を持っている全員にカラー印刷を施したD型硬券仕様の特別乗車記念券を1枚ずつプレゼントする(なくなり次第終了)。

同期間には、正月三が日以外はほぼ装着することのない国旗と、干支をデザインしたヘッドマークを装着。ヘッドマークと国旗を装着しての運転は、新金谷駅11時52分発・千頭駅13時9分着「かわね路1号」、千頭駅14時53分発・新金谷駅16時9分着「かわね路2号」にて実施される。

  • 新春開運号乗車記念券(表面)

  • 新春開運号乗車記念券(裏面)

ヘッドマークは2020年の干支「子(ね)」にちなんだデザインとなり、「新春開運号特別乗車記念券」にも同じデザインが採用される。大井川鐵道では、この先も毎年、年頭にその年の干支デザインを施した新春開運乗車記念券のプレゼントを計画中で、十二支が勢ぞろいするまで継続する予定としている。