大阪シティバスと大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は、大阪・関西万博開催予定地の夢洲を含むベイエリアにおいて、ソフトバンクの子会社であるSBドライブと自動運転バスの実証実験を12月23日から実施する。

  • 「日野ポンチョ」をベースに改造した自動運転バス(イメージ)

自動運転バス実証実験は、12月23日から1月19日までの昼夜間、日野自動車の「日野ポンチョ」をベースに改造した自動運転バスを使って実施。走行ルートは桜島~舞洲~桜島の約10.4kmを約26分で巡るAルートと、舞洲転回地~コスモスクエア駅前の片道約6.8kmを約17分で走るBルートがある。

実験の目的としては、走行性能など技術面の確認と課題抽出、自動運転精度の向上に必要な信号機データとの協調確認に加え、周辺地域の社会的受容性を醸成することも目的のひとつとされている。なお、実証実験での試乗は行われない。

  • 実証実験の走行ルート

自動運転バス試乗会は一般客を対象に、2020年1月20・21・22・25・26日の計5日間開催。走行ルートはコスモスクエア駅前~夢咲トンネル~夢洲~夢舞大橋~舞洲のルートと、舞洲転回地~舞洲~夢舞大橋~夢洲~夢咲トンネル~コスモスクエア駅前のルートがある。事前応募制(多数の場合は抽選)となっており、12月19日17時30分まで特設サイトにて応募を受け付ける。