歌手で俳優のディーン・フジオカが主演するフジテレビ系月9ドラマ『シャーロック』最終回(16日21:00～22:24)のゲストが9日、発表された。

  • かたせ梨乃＝フジテレビ系提供

出演するのは、かたせ梨乃、三浦誠己、渋谷謙人、北原里英、篠井英介ら。さらに、これまでの回でゲスト出演した、伊藤歩演じる元警視庁職員・市川利枝子、大鶴義丹演じる元東京都知事・鵜飼昇平、高橋克典演じる獅子雄の異母兄・誉万亀雄も再登場する。

最終回は、9日放送の第10話のラストで起きた、獅子雄の推理により拘置所に送られていた利枝子を含む、男女4人の被告が東京拘置所から集団で脱走した事件をめぐり、獅子雄が宿敵・守谷壬三のもとへ立ち向かう道筋が描かれる。

かたせが演じるのは、原作のハドソン夫人にあたる波藤園美(はどう・そのみ)で、獅子雄と若宮(岩田剛典)が共同生活をおくるベイカーハイツの管理人。園美は、家賃を滞納している若宮を催促するため部屋を訪れた際に、獅子雄と出会い、何かと若宮と獅子雄に目くじらを立てる。

かたせは「皆さん、芝居のプランがきっちりできているので、撮影がスムーズに進みました」といい、「最後の1秒まで、目が離せません!」と見どころを語った。

そして、三浦は集団脱走事件が起きた東京拘置所の看守・月岡、渋谷は利枝子と共に拘置所から脱走する被告で元弁護士の田中摩周、北原も同じく脱走犯の一人・春日ひとみ、篠井は次期捜査一課長に内定した江藤礼二(佐々木蔵之介)にある特命事項を命じる警視庁副総監を演じる。

太田大プロデューサーは「1シーズンかけて、お互いなくてはならない存在になった獅子雄と若宮がどういう最後を選択するのか。この2人にずっと一緒にいてほしい、この2人とずっと一緒にいたい、そんな思いを強くする、この冬、もっとも胸が熱くなるラストシーンになっています。ぜひ、ご期待ください」と予告した。

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