NHK Eテレの子供向け番組『おかあさんといっしょ』(毎週月~土曜 8:00~)が、第67回菊池寛賞を受賞し、6日、都内のホテルで行われた贈呈式でNHKエデュケーショナルの古屋光昭こども幼児部統括部長が喜びを語った。

NHKエデュケーショナルの古屋光昭氏

60年続く同番組で、半分の30年にわたって携わってきたという古屋氏は「『おかあさんといっしょ』は人生で3回出会う番組とよく言うんです。まずはご自身が子供の時、親御さんになった時、そして孫ができた時。今年は60周年でしたので、特集やコンサートをやっていろんな声をいただきました」と紹介。

続けて、「近年、子育てで孤立やプレッシャーが多くなっていると、シンパシーを持ってくださる方がすごく増えてるんだなと感じます。通常の番組というよりも、子育ての道具、伴走者として番組を捉えてくださる方がいるのがうれしい状況です」と喜んだ。

また、「番組はシンプルに見えるかもしれませんが、引きつけるための見せ方や内容、いろんな工夫をして毎年ブラッシュアップし、そういったものが脈々と受け継がれているんです。それはスタッフだけでなく、出演者や着ぐるみ、人形劇のノウハウとか、いろんなところにあります」と知られざる苦労も。

会場には、OB・OGの“おにいさん”“おねえさん”も集結しており、「そういった歴代の方々、いろんな方のお力添えがあって、子供たちのために作ったものが届いて、60年という数字に現れているのだと思います」と長寿の秘けつを話した。