映画『午前0時、キスしに来てよ』(12月6日公開)の先行上映舞台挨拶が4日に都内で行われ、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、橋本環奈、眞栄田郷敦、遠藤憲一、新城毅彦監督が登場した。

  • 橋本環奈

    橋本環奈

同作はみきもと凜による同名コミックを実写映画化。超・まじめ人間で優等生だが実は夢見がちな花澤日奈々(橋本)が、ある日映画の撮影で高校にやってきた国民的人気スター・綾瀬楓(片寄)に出会い、2人は惹かれていく。住む世界が全く違う2人には、思いもよらぬ障害が次から次に押し寄せる。

予告にも使われ印象的なシーンとなった、片寄が橋本の鼻をかじる"鼻かじ"だが、台本には「鼻にキス」とだけ書いてあり、橋下にとっては撮影本番のサプライズだったという。片寄は「原作にあって、『実写でできるかわからないけど挑戦してみませんか』と話して、監督も『変だったらやめよう』とおっしゃってたんですけど、とても印象的なシーンになったので良かったです」と振り返る。

橋本は、「今考えると、あやしかったなと思います。ずっと現場にいて、片寄さんもずっといるはずなのに、監督のブースに行って打ち合わせして、私は入りづらい雰囲気で。話に時間かかってるな、演出プランを練ってるのかなと思ってたので。いま考えると、そういうのがあったんだな」と苦笑。「突然、本番が始まったら鼻をかじられた。『えっ!?』という感じです。キュンというより、『えっ、かじった!!』みたいな」とその時の自分のリアクションを再現し、会場の笑いを誘っていた。

またイベントでは映画のビジュアルにも使われていた片寄のキスマークが観客に配られ、さらに橋本、眞栄田、遠藤3人のキスマークも登場。片寄から「唇の左右が均等」と褒められた橋本は、「普通のプリント用紙にこうやって」と、キスマーク採取の様子も再現していた。