人間が普段は知覚していない、言語を超えた“何か”を感じ取る力。“第六感”という言葉がありますが、まさにそれを体現したような不思議な出来事がツイッターで話題になっていました。

  • これこそ“第六感”?

投稿したのは、おん温泉(@ON_mirussyo)さん。おん温泉さんのお子さんと、その祖父(おん温泉さんのお父さん)がインターネット将棋で対局した後のことだったそうです。

不思議な出来事とは?

子どもがインターネット将棋で祖父(私の父)と対局していたけれど、祖父から電話がかかってきて「今日の孫の駒の運び、体調を崩す直前だと感じとれた」と忠告されて、後で本当に子どもが発熱しだして、なに…将棋指し…こわ…となってる。

将棋といえば、お互いの思考の読み合いが醍醐味のひとつ。おん温泉さんにお話を聞いたところ、平日の夜はほぼ毎日、1~2局ほど対局しているお二人ということなので、それだけ相手のことを深く思い続けていればこその“奇跡”なのかもしれません。しかし、それにしても不思議な出来事です…。

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気になったおん温泉さん、なぜ体調悪化が分かったのかを後で聞いてみたんだそうです。「言葉では表せられない、譜面全体を通して思った。あと、実際の対面ではなくインターネット上の対局だから、顔色などが見られないことで逆に感じ取れた」との回答があったんだそうで、余計に「??」となっていました。まるで侍。剣の達人かのような直感力です。

マイナビニュースの将棋好き社員に話を聞いたところ、「子供の将棋は、新しいことをどんどん吸収することで、日々変わっていくもの。昨日と今日で指し方が違う…というのは良くあることだ。その中で、駒の運びから体調悪化を感じられたというのは、お孫さんの小さな変化を本当によく見られているということで、すごいことだと思う」とコメントしてくれました。

この投稿は、ツイッターで話題を呼び、

・集中力や判断力の微妙な変化がいつもと違う棋風になり、違和感になったのかもですね。見えないからこその繋がり方が素敵だと思いました。


・極めてる方はスゲェなぁ…


・ピアノの演奏でも、熱がある時は実力以上の狂気的な演奏をしたりする話を聞くので、そのパターンかもしれないですね…


・物理的な盤ではなくインターネット将棋でとは、お見事。

と、称賛の声が多く寄せられていました。

投稿からおおよそ2日間で、約56,000件のリツイート、164,000件のいいねが集まり、注目されています。