フジテレビ系ニュース番組『Live News it!』(毎週月~金曜16:50~)では、元プロ野球選手の清原和博氏に独占密着した。きょう2日に放送される。

  • 自身について記事が掲載されたスポーツ新聞を読む清原和博氏=フジテレビ提供

11月30日に「ワールドトライアウト」の監督を務め、12月1日には大規模な野球教室を主催した清原氏。自宅での様子や薬物依存症治療のため医療施設に通う様子などテレビカメラが初めて撮影した。

テレビカメラが初めて入った自宅には、今年3月に亡くなった母・弘子さんの遺影に手を合わせる清原氏の姿が。母の遺影の横には「見てる」という言葉が飾られている。亡き母に見守られ、母の存在を意識しながら、1日1日を過ごしているのだ。以前は薬物による症状もあり、部屋のカーテンを開けることができなかったというが、「最近はようやくカーテンが開けられるようになった」という。

来年の執行猶予明けを見据え、社会復帰を目指す清原氏は、薬物依存症の治療のため医療施設に通っている。「病院に行くときは落ち込む。ああ俺は薬物依存者なんだ、今から病院に行くんだと…」と同行したディレクターに胸中を明かす場面も。そして「これからの季節、僕はすごく苦手なんですよ。ドラフト会議のことを思い出したりとか。世間がざわついてくるじゃないですか、クリスマスがあったりとか。そこで孤独を感じたりする」とこぼす。「薬物の誘惑に負けないと誓えますか?」とディレクターに問われた清原氏が発した言葉とは…。

そんな清原の支えになっているのは、離別を乗り越えて再会を果たした2人の息子たちの存在だ。「こんなに早く再会できると思っていなかったし、自分は『ごめんね』しか言えなかったんですけど…」と感慨深い表情を見せ、さらなる子どもたちへの思いを語る。

そして続けて口にしたのは、元妻・亜希さんへの感謝の言葉。「ああいう風に(息子たちを)送り出してくれた元妻にも感謝します。普通だったら悪口もいっぱい言ってもおかしくないじゃないですか。そういうことも一切息子たちには言わなかったって聞いた」。そして亜希さんが今、清原をどのように見つめているかについても伝える。

さらに、少年少女向けの野球教室に向けた懸命なトレーニングの様子や、イベント本番で子どもたちに往年の姿を見せようとする姿と、その舞台裏を密着取材で詳しく描く。野球教室イベントと終了後の会見で記者団に涙を見せた清原氏は、会見後の控室に入ったフジテレビのカメラだけの前で、衝撃的な本音を語っていた。

  • 遺影に手を合わせる

  • ジムでのトレーニングの様子

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