お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、1日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、元KARAで歌手のク・ハラさんが亡くなった原因といわれる「ネットの誹謗中傷」について語った。

松本人志

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ハラさんの訃報が伝えられたのは先月24日。遺体が発見されたソウル市内の自宅では、「自分を愛せなくて、ごめんなさい」と書かれた遺書らしきものも見つかったという。

また、ハラさんの親友である韓国の歌手・ソルリさんも誹謗中傷が原因で命を断ったとも言われており、韓国内ではネットの悪質な書き込みに対する厳罰化を求める声が高まっていることから、その禁止法にあたる「通称ソルリ法」が発議された。

厳罰化の流れに賛同している様子の松本だったが、「でも、根本は解決してないですもんね……」と深刻に受け止める。

また、自身の経験とも重ね合わせ、「100褒められるより1腐されたら気になっちゃうんですよね。ここですよね」とハラさんやソルリさんの気持ちに寄り添う松本。「1つ腐されて1つ褒められたら、これでチャラにならないといけないんですけど、なかなかそういう考え方はできない」と神妙な面持ちで語っていた。