ジャニーズJr.のユニット・美 少年が、フジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(毎週金曜24:55~ ※関東ローカル)の密着を受けた。29日と12月6日の放送で特集される。

  • (左から)美 少年の金指一世、岩崎大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹

「美 少年」は今年1月、新たな名に生まれ変わった6人組ユニット。全員が10代、そのうち5人が現役高校生という彼らは、メンバー全員が端正なルックスを持ち、ホールコンサートでは2週間で3万人を動員するほどの人気を誇る。ダンスや歌だけでなく、太鼓や扇子など和の要素を取り入れ世界を意識したパフォーマンスでファンを魅了するその裏側で、彼らは懸命に自分たちの武器を探す日々を送っていた。

ユニットのセンターの1人、モデル並みのスタイルを持つ佐藤龍我を始め、抜群の運動神経を持ちサービス精神旺盛な浮所飛貴、現在アクロバットを武器にしようと練習を重ねる最年少の金指一世。「無駄なことはないから、と思って今頑張っています」と語る那須雄登は、超難関高校に通い、アイドルと学業の両立をこなす。

また、ユニット最年長の藤井直樹は「自分は何かできるのかなって不安にもなるんですけど、自分が自信をもってやれることを見つけていきたいなって思います」と語る。もう1人のセンター・岩崎大昇は、歌を得意とし、歌を通して何かを伝えようと奮闘。デビューを果たし、その名を全国に広めるためにはまだ何かが足りないことを自覚している彼ら。自分だけの武器とは何か。そして、美 少年だけにあるものとは何か。必死に模索する彼らの日々に密着する。

今年の7月から8月にかけて、美 少年が出演した公演『パパママ一番 裸の少年 夏祭り!』で、岩崎はステージ上で1人、美空ひばりの「愛燦燦」を歌っていた。なぜ演歌なのか。そのきっかけは故・ジャニー喜多川さんに「演歌を歌ってみたら」と言われたことだった。昔から歌うことは好きだったものの、「演歌って発想はなかった」と言う岩崎。しかし、「やったことないことに関してはまずやってみないと」と迷うことなく歌おうと決め、いまや美 少年のコンサートにはかかせない演出となっている。

初日の幕が閉じた後、岩崎はすぐに映像で自分の歌のチェックを始める。「人の心を動かせるような、自分が今持っているものを伝えたい」と、歌に今の自分の全力を込める彼からは、並々ならぬ思いが感じられる。

そして、今年の8月8日、夢の舞台・東京ドームで行われた「ジャニーズJr.8・8祭り」にも密着。美 少年は先輩ユニットと一緒にパフォーマンスをする緊張感や重圧のなか、何を見つけるのか。

さらにその翌日、6人は大事な約束を果たすため、アメリカ・ロサンゼルスへ。そこは、自分たちを導いてくれたジャニー喜多川さんの生まれ故郷であり、エンタテインメントの原点となる場所だ。人々を楽しませる娯楽はなぜ生まれたのか、そのルーツに触れるとともに、彼ら自身も、1930年代から行われているフェスティバル「二世週日本祭」に参加し、2つのステージでのパフォーマンスに挑む。美空ひばりも子供時代に立ったことのある特別な舞台で、外国人の観客を楽しませることはできるのか。そして、何を届けるのか…。

  • (左から)宮近海斗、松田元太、松倉海斗、川島如恵留、吉澤閑也、七五三掛龍也、中村海人=Travis Japan初単独主演舞台『虎者-NINJAPAN-』第二幕SHOW TIMEより

なお、きょう22日の放送は、ジャニーズ屈指のパフォーマンス力を誇るTravis Japanと、その初主演舞台『虎者-NINJAPAN-』二幕のSHOW TIMEの振付を行った屋良朝幸に密着。本番6日前の全幕通しリハーサルの後、SHOW TIMEに関して屋良からTravis Japanに厳しくダメ出しがなされた。屋良はメンバーに対して「音を感じ取っている感じが一切ない。すげえ頑張っている、めっちゃ踊ってる、すごい、で終わっちゃうんだよ」と語る。その言葉にとても大きなショックを受けたリーダー・宮近海斗は、ぼう然としながら「正直悔しいです。屋良君が稽古中からいろいろヒントを与えてくれていたのに」と取材カメラに向かって言葉を振り絞る。

そして迎えた公演初日、屋良が掲げた高い志、ダンススキルのその先にある境地にTravis Japanは到達することができるのか。「彼らの熱量を受けたからこそ、おれも全力でこの舞台に向き合っている」と決意を語る屋良朝幸とTravis Japanの熱の結晶の舞台裏が明かされる。

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