女優の斉藤由貴、国生さゆり、有森也実が、フジテレビ系スペシャルドラマ『悪魔の手毬唄~金田一耕助、再び~』(12月21日21:15~23:25)に出演することが22日、明らかになった。

  • (左から)国生さゆり、斉藤由貴、有森也実=フジテレビ提供

NEWSの加藤シゲアキが、昨年放送の『犬神家の一族』に続き、再び名探偵・金田一耕助を演じる今作。斉藤が演じるのは、物語の舞台・鬼首村(おにこうべむら)で起こる惨劇に巻き込まれていく由良家当主・由良敦子。国生が演じるのは、国民的スター歌手・大空ゆかりである別所千恵子(中条あやみ)の母・別所春江。有森が演じるのは、由良家と対立構図にある仁礼家当主の妹・司咲枝だ。

3人はそれぞれに年頃の娘を持つ母親であり、娘に言えない“ある秘密”を抱えた裏の顔を持つ人物。ギリギリ均衡がとれていた鬼首村だったが、別所千恵子の帰郷が引き金となり、身も震える惨劇が3人に襲いかかる。

斉藤は「昔から大好きだった横溝正史作品に参加できてとても光栄です。あの、優美でほの暗い、横溝作品の世界観のひとピースとして、何かしらのスパイスを効かせられたらと思っています」、国生は「横溝正史さんの作品に出演することは、この仕事を始めた10代の頃からの夢でした。夢がかなってうれしいです」、有森は「楽しみにしているシーンのひとつは、敦子、春江、咲枝の3人が金田一耕助に呼び出されるシーンです。3人掛けのソファーにできるだけ間を空けて座る3人。同時代を駆け抜けてきた斉藤由貴さん、国生さゆりさんと同じフレームに収まるなんて、今からとてもワクワクしています」と、それぞれ語っている。

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