JR西日本は5日、梅小路短絡線の廃線跡地を活用し、週末ごとにテーマを定めた飲食・物販などを実施する実証実験「梅小路ハイライン」計画を始動すると発表した。

  • 「梅小路ハイライン」イメージ

JR西日本と京都市では、梅小路京都西駅の設置にともない2016年に廃線とした梅小路短絡線(山陰連絡線)の活用を検討。このたび、梅小路エリアの新名所として新たなにぎわいを創出することを目的に、実証実験の実施を計画した。

実施期間は2019年11月23日から2020年9月末まで。土曜日・日曜日・祝日に不定期で開催する。短絡線の廃線跡地の一部を整備して屋台4台を設置し、週末ごとにテーマを定めて飲食・物販などを実施する。梅小路京都西駅西側の梅小路短絡線高架上、歩道橋入口から約30mの区間が会場となる。

  • 「梅小路ハイライン」地図

第1期は「梅小路ハイライン・オープニングマンスリーイベント」として、11月23日から12月22日までの毎週土曜日・日曜日11~17時に開催。季節に合った食べ物や、各回のテーマに合わせた飲み物を提供する。入場料は無料で、天候などの事情により急遽中止・変更する場合がある。第2期以降の時期および実施内容は決定し次第、発表する。