女優の黒川智花が、フジテレビ系スペシャルドラマ『磯野家の人々～20年後のサザエさん～』(24日20:00～21:54)で、20年後のかおりちゃん(31歳)を演じることが1日、明らかになった。

  • 黒川智花＝フジテレビ提供

かもめ第三小学校でカツオのクラスメートであり、早川、花子と仲良しのかおり。頭につけている大きなリボンがトレードマークのかわいらしく、成績優秀のお金持ちのお嬢さまで、クラスのマドンナ的存在だ。カツオも思いを寄せるひとりで、アニメではカツオの恋心が描かれる際に登場することが多い。かおりもカツオの思いにまんざらでもない様子の時もあったのだが…。

それから20年がたち、カツオとは相変わらず“同級生”として付き合いを継続。たまにカツオの洋食店で花子たちと集まっては近況報告をしている。かわいい女の子から、容姿端麗な女性へと成長したかおりは、華やかな世界に憧れ、読者モデルをやりながらオーディションを受け続けている。

だが、厳しい現実にぶつかる日々。大学を卒業してからも夢を追いかけ続け、気がつけば30代に突入。「人は人、私は私」と言い聞かせつつも、結婚、出産、もしくは仕事のキャリアアップなど人生の過渡期を迎えている友人たちと自分を比べては、不安に駆られてもいる。気心許す同級生たちの前ではついワインを飲み過ぎてしまい、弱音を吐いては、夢のためにチャレンジを続けている。

今回のオファーに「かおりちゃんといえばミニスカートに、大きなリボンを付けるのかな!?と驚きましたが、20年後のお話と聞いてより一層楽しみになりました」という黒川。カツオ役の濱田岳とは『3年B組金八先生』でも同級生だったが、「再会できて、懐かしさとうれしさでいっぱいでした! 15年ぶりなので照れくささも(笑)。カツオくんとかおりちゃんのように、お互いすっかり大人になったねぇ、と2人で当時を振り返りました」と話す。

そして、「愛らしい少女のかおりちゃんが、大人になってお酒を飲む姿は想像したことがありませんでしたが、長年の友人の前だからこそ見せられる表情があるのかなと思って演じました。皆々の20年後をお楽しみに」と呼びかけた。

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