お笑い芸人のビビる大木が、フジテレビ系ドキュメントバラエティ番組『今夜解禁!開かずの扉 超カギ開け師が眠れるお宝発掘SP』(27日20:00~21:54)で、“日本一の富豪村”の金庫のカギ開けに同行する。

  • 開かずの船箪笥に挑戦するカギ開け師・奥間和博さん=フジテレビ提供

この番組は、超難関金庫に天才カギ開け師(=錠前技師)が戦いを挑むというもの。大木は、日本海に面した歴史豊かな港町である石川県加賀市橋立町を訪れる。ここは日本中を航海し莫大な富を築いていた北前船長者たちの村で、大正時代の雑誌には“日本一の富豪村”と紹介されていた。

北前船とは、江戸時代中期から明治30年代にかけて、大阪と北海道を1年間に1往復していた物流船で、1回の航海で、現在の価値で1億円もの利益をあげていた。当時の村の総資産は現在の価格で1千億円超えと、村全体が宝の山であり、今なおたくさんのお宝が残っている。

そんな村に眠っていた開かずの扉は、それ自体が骨董品の船箪笥(ふなだんす)。これは、、航海中に船の底に置かれ、大切な物を保管していたいわゆる「船の金庫」だ。資料館に置かれているが、鍵がなく、40年以上開けられてこなかった。しかも、その鍵穴は潮にさらされさび付いている。果たして、天才カギ開け師はこれを開けることができるのか。そして中に眠っているのは…。

大木は「実家や親戚の家にある蔵や金庫などで、“価値のあるものは何も入っていない”と思っていても、プロの鑑定士が見ると実は価値のあるものだった、ということはよくあります。今回のロケで北前船の歴史を学んで、石川県以外にもそのような歴史があると分かったので、まだまだ眠っているお宝はあると感じました。プロの鑑定士に家のお宝を見てもらえる良い機会なので、そういったものをお持ちの方はぜひ番組に応募していただきたいと思います」とコメント。

スタジオで見守った宮崎美子は「何時間もしゃがんだ状態で作業をするカギ開け師はやっぱりすごい!と思いました」、朝日奈央は「カギ開け師もお宝ももちろんすごいのですが、今回はまた違った分野のプロフェッショナルも登場します。ぼろぼろになった床を通れるようにする廃虚整理のプロや、建物の中を偵察するための小型ドローンを操縦するプロが神ワザを発揮するので、そこにも注目していただければと思います」と話している。

  • (左から)ビビる大木、宮崎美子、朝日奈央=同

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