テレビ東京系新金曜8時のドラマ『特命刑事カクホの女 2』(10月18日スタート 毎週金曜20時〜)の会見が17日に行われ、名取裕子、麻生祐未、大東駿介、小野塚勇人(劇団EXILE)、加藤雅也が登場した。

  • 小野塚勇人

同作は2014年の放送で人気を博した『マルホの女～保険犯罪調査員～』でタッグを組んだ名取と麻生の2人が、新たに警察を舞台に再タッグを組む。警視庁でずっと内勤だった人事畑のエリート警官・北条百合子(名取裕子)と、現場でずっと事件と戦ってきた叩き上げの神奈川県警刑事・三浦亜矢(麻生祐未)の凸凹コンビが、真犯人をカクホ(確保)していく。2018年1月クールで好評を博し、第2シーズンに突入した。

今シーズンから、ささいなことで亜矢に弱みを握られしょっちゅう呼び出されてはアゴで使われてしまう強行犯係・黒木達也役として参加した小野塚。「亜矢さんに振り回される役どころでもあるので、麻生さんも怖いのかなというイメージがあったんですけど、役と真逆くらいの優しい方だったので、そこにまず安心した」と振り返る。 また加藤とは『HiGH&LOW』シリーズで共演しているもののがっつりの共演は初ということで、加藤は「どこの現場にいってもLDHの人はいるので。『あ、君もそうだね』という感じで楽しい現場を過ごさせていただいています」と小野塚の肩を叩いた。

「もともと刑事役をやりたいという希望もあった」という小野塚だが、「ようやくオファーをいただいてありがたかったんですけど、かっこいい刑事とは違う方向性だったので、それを逆手にとりたい。もっと弾けて、亜矢さんに怒られたりするのを、落ち込むんではなく、嬉しいと思えるように頑張りたいと思っています」と前向きな発言。麻生も「小野塚さんには、今回(役で)かなりひどいことを言ってるんですけど、それを本当に受け止めて悲しそうな顔をしてくれて、今、すっごい心地良い。それは続けてほしい」と希望されていた。

タイトルに合わせて「確保したい時間」について聞かれると、小野塚は「現代っ子ぽくて申し訳ないんですけど、お風呂に入った後のNetflixを見る時間と、ゲームをやる時間は死守したいです」と答える。また会見では、名取・麻生を筆頭に出演者陣から作中に出てくるという焼き小籠包が手渡される一幕もあった。

  • 小籠包を手渡している小野塚勇人