JR西日本広島支社は24日、西日本豪雨(平成30年7月豪雨)の影響で一部区間の運転を見合わせている芸備線に関して、10月23日の三次~狩留家間で運転を再開し、芸備線全線で運転再開することを受け、10月26日から12月8日までの土日祝日、備後庄原~広島間で快速「庄原ライナー」を運転すると発表した。

  • 芸備線の全線運転再開後、10月26日から12月8日までの土日祝日に快速「庄原ライナー」が運転される(写真は芸備線の普通列車)

現在、芸備線は三次~中三田間で暫定運転を行い、三次~下深川間で代行バスを運行している。10月23日の三次~狩留家間運転再開にともない、暫定運転および代行バスの運行は10月22日をもって終了する。

快速「庄原ライナー」は芸備線の全線運転再開後、10月26日から12月8日まで土曜日・日曜日・祝日、備後庄原~広島間にて2両編成で運転。各運転日において快速「三次ライナー」の上下各1本を「庄原ライナー」として運転するとのこと。停車駅は広島駅・矢賀駅・戸板駅・安芸矢口駅・玖村駅・下深川駅・志和口駅・向原駅・甲立駅・三次駅・備後庄原駅。上りは広島駅10時5分発・備後庄原駅11時56分着、下りは備後庄原駅17時26分発・広島駅19時34分着となる。

なお、庄原市および庄原MaaS検討協議会において、快速「庄原ライナー」に合わせた旅行商品なども計画されている。