ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが、台風15号により甚大な被害を受けた千葉県の被災者支援のため、自身の運営する米国非営利公益法人 501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じ、日本赤十字社に対し1000万円の寄付を行った。

YOSHIKI

災害の発生後にはSNSにて「今アメリカにいます。先ほど、僕の故郷である館山をはじめ千葉県全域で、台風による大きな被害が出ていることを知りました。とても心配です。一日も早い復旧を心から祈っています」とメッセージ。YOSHIKIは今まで出身地に関してX(非公開)にしていたが、被災地への支援を募るために、故郷が千葉県館山市であるということを自らツイートした。

今回の寄付については「自分は長年にわたって海外を拠点に活動していますが、故郷を思う気持ちは変わっていません。このような事しか出来なくてごめんなさい。少しでも力になれればと思い寄付をさせていただきました。心より復興を祈っています」とコメントしている。

YOSHIKIは、先月8月にも自身の運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じ、「京都アニメーション」が開設した支援金の預かり専用口座へ1,000万円と、レオナルド・ディカプリオが立ち上げた米Earth Allianceによる「アマゾン熱帯雨林基金」に10万ドル(約1000万円)の寄付。

また、2016年熊本震災の際には1,000万円、2017年アメリカで起きたハリケーン ハービーの被災者のためにグラミー賞を主催することで知られるレコーディング・アカデミーのチャリティ財団MusiCaresを通じて100,000ドル(約1,000万円)、2018年7月の「西日本豪雨災害」に1,000万円、同年9月の「北海道胆振東部地震」に1,000万円の寄付を行っている。そして、X JAPANとしても2015年に石巻のライブハウスにて行った東日本大震災復興ライブの収益金2,800万円を全額寄付している。

そのほかにも、国内外問わず、日本赤十字、メイクアウィッシュ財団、米グラミーファンデーションや小児がんの子供たちを支援する米パブラブファンデーションなどへ継続的な支援を行っている。