札幌市交通局は、よりわかりやすく4列乗車を案内するため、新たな4列乗車床面案内シートなど設置する。東西線大通駅ホームをモデル駅として8月末日までに順次設置し、他の駅も利用者からの新規シートへの意見を参考に設置する予定だという。

  • 新たな4列乗車床面案内シート

新たな4列乗車床面案内シートは、オレンジ色を乗車する人、青色を降車する人のエリアにそれぞれ色分けし、さらに矢印を追加するなどして、外国人の利用者にもわかりやすいように配慮した。

階段付近をはじめ、通路幅が狭い乗降口については降車する人を優先するため、4列乗車エリアを設けず、ゼブラ柄シートと案内文言を敷設するとともに、壁面へ案内文言ステッカーを貼付する。

  • 変更前の黒ラインによる4列乗車床面案内

  • ゼブラ柄シート

  • 案内文言

ホーム上の柱などにより、左右各2列での整列が難しい乗降口に関しては、それぞれの乗降口付近の状況に合わせ、1列整列とする箇所を新たに設定した。これまですべての乗降口で「左右2列におならびください。」としていたホーム柵(ホームドア)の横に貼付している案内ステッカーも、乗降口付近の状況に合わせたものに変更する。