俳優の三浦春馬が29日、台湾・台北市内で記者会見に臨み、現地でも放送されているカンテレ・フジテレビ系主演ドラマ『TWO WEEKS』(毎週火曜21:00~)をPRした。

三浦春馬

台北市内での記者会見に臨んだ。台湾でも三浦主演の『TWO WEEKS』が放送されているとあって、会見会場には32社のメディアが出席し、現地での三浦の注目度の高さをうかがわせた。

会見冒頭、三浦は「皆さんこんにちは、三浦春馬です。この度、台湾で皆さまとお会いできてうれしいです。どうぞよろしくお願いします」と流ちょうな台湾語であいさつ。

司会者との質疑応答では、好きな台湾グルメについて「やはり小籠包やマンゴーをはじめとしたフルーツですよね。それにタピオカミルクティーや、火鍋も本当に食べたくなる一品だと思います。それにドラマで台湾に来たときに食べた『台湾ライスボール』。本当においしかったです」と話した。

『TWO WEEKS』の結城(三浦春馬)とはな(稲垣来泉)が出会うシーンがスクリーンに映し出されると、司会者からは「みんな春馬さんの娘になりたいと思っています」と、はなが結城に向けて行う、両手の親指を立てるポーズを三浦に向ける場面も。すると三浦も、そのポーズを披露した。

同作で共演する稲垣について、三浦は「ちゃんと子どもらしいところはしっかり持っていますし、とにかくいい子なんです。なので、こっちもあまり気を使わないし、とにかくかわいいです」といい、「台湾での娘のお土産を何にしようかと思っているんですが、何がいいですか? お父さんいるでしょう?」と、会場の記者に逆質問をする場面も。

また、バイクで逃亡するシーンについては、「今回、このためにバイクの免許を取得しました。とても撮影中は興奮しましたし、1つの趣味としてバイクの運転が楽しみです」と明かした。さらに、司会者から「運転している姿は自分で見てかっこいいと思いますか?」と水を向けられると、「初めての映像として納めていただいたのですが、正直…イケているなと思いました(笑)」と笑顔で答えた。

さらに会見では、冒頭で三浦が好きだと話していた台湾フルーツが登場し、司会者から“食レポ”を求められる一幕も。パイナップルを試食した三浦は「すごいジューシーです。甘いですし、日本で食べるものよりも爽やかな甘さがある気がします」と的確にコメントし、笑顔で台湾フルーツの数々に舌鼓を打った。

会見の最後では、台湾のファンに向け、「また台湾に戻ってきて、こうしてドラマをPRできることをうれしく思っています。これからも俳優として一生懸命頑張っていきますので、台湾の俳優さんと一緒に何かできたらいいなと切に願っています」と、日本だけではなく、アジアを舞台にした俳優活動への抱負を語った。

『TWO WEEKS』は、9月3日に第8話を放送。結城(三浦春馬)、楓(芳根京子)、有馬(三浦貴大)が手を組んだ出頭作戦は見事成功し、灰谷(磯村勇斗)は殺人未遂の現行犯で逮捕された。はな(稲垣来泉)の手術まであと5日、灰谷の自供をもとに、何としても身の潔白を証明したい結城は、その思いを有馬に託す。取り調べで灰谷と対峙(たいじ)した有馬は、これまでの罪を認めさせ、背後にいる柴崎(高嶋政伸)の悪事を暴こうとするが、灰谷はなかなか口を割らない。それどころか、黒幕・早穂子(黒木瞳)からの圧力もかかり…。