俳優の新田真剣佑が、10月スタートの日本テレビ系ドラマ『同期のサクラ』(毎週水曜22:00~)に出演することが29日、明らかになった。高畑充希演じる主人公の同期役を演じる。

新田真剣佑

『過保護のカホコ』のチームが再集結する同ドラマは、忖度できない主人公・サクラ(高畑充希)の入社から10年間を描くもの。新田は、サクラが入社したゼネコン「花村建設」で、サクラの同期である木島葵を演じる。

葵は、国交省の幹部で厳格な父と、東大卒でエリート官僚の道を進む兄に強いコンプレックスを持っているという役柄。新入社員ながらも「花村建設」の社長を目指すと明言する野心家だ。

高畑とも、すでに出演が発表されている同じ同期役の橋本愛とも初共演の新田は「どんな現場になるのか楽しみにしています。葵の10年間の成長と変化を楽しみながら演じられたらと思っています。3カ月間よろしくお願い致します」とコメント。

大平太プロデューサーは「今回、出演をお願いするために、初めて新田真剣佑くんに会った時、その圧倒的なオーラに驚きました。葵は、家庭では、優秀過ぎる父と兄に疎外され、居場所がないけれど、反発する勇気もなくて、会社で、精いっぱい、虚勢を張っている。複雑で繊細な心を持つキャラクターを、彼がどのように演じるのか? 最初は、変わった動物でも見るような目で見ていたサクラが、彼にとって、かけがえのない存在になっていく10年間の変遷も丁寧に描いていくつもりです」と話している。