トリップアドバイザーはこのほど、「トリップアドバイザーの口コミで人気! 日本の城ランキング2019」を発表した。同ランキングは2018年6月~2019年5月、日本の城(城跡含む)に投稿された口コミの評価(5段階)点や投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計したもの。
1位は4年連続で「姫路城」(兵庫県姫路市)となった。2位には、2018年の4位から順位を上げ「松本城」(長野県松本市)がランクインしている。3位は、2018年はランク外だった「熊本城」(熊本県熊本市)が選ばれた。地震から3年余り経った熊本城は、秋からの特別公開に向けて再建が進んでいる。天守閣を覆っていた囲いも取れ、城を見渡すことができる現在、「復興のシンボル!! 修復中の今だから見に行くべきです!!」といった口コミも寄せられている。
トップ20には、「津山城(鶴山公園)」(福島県会津若松市)と、「島原城」(長崎県島原市)が初登場した。17位の「津山城」は、立派な石垣の上に復元された備中櫓が特徴で、口コミでは、迫力ある石垣や壮大さを評価する声が多く寄せられている。
20位の「島原城」は、白い天守閣が青い空によく映える城。「天守閣からのパノラマ絶景に感動した」という口コミも多かった。
トップ20を見ると、2018年と比べ9つの城・城跡が順位を上げている。19位から11位へと最も大きくランクアップしたのは、自然の地形を生かした城壁が美しいと評判の「勝連城跡」(沖縄県うるま市)。石垣工事で移動された天守閣の姿が話題の「弘前城」(青森県弘前市)は、4年振りにランクインした。