京王電鉄は27日、近年ますます増加傾向にある訪日外国人観光客の同社沿線への誘客のため、9月1日から京王線5000系・井の頭線1000系をデザインした「京王電鉄オリジナル御朱印帳」を1冊1,800円で、新宿駅京王モール内にある観光案内所「中部地方インフォメーションプラザ in 京王新宿」にて発売すると発表した。

  • 「京王電鉄オリジナル御朱印帳」(左が表、右が裏)

  • 「中部地方インフォメーションプラザ in 京王新宿」

「京王電鉄オリジナル御朱印帳」の販売は、沿線に点在する歴史ある寺社・仏閣を御朱印集めを通じて訪日外国人に巡ってもらうことで、日本の歴史や伝統文化への理解を深めてもらうとともに、沿線の新たな魅力を発見してもらうことを目的に実施する。

御朱印帳の中には、沿線の寺社・仏閣である髙尾山薬王院(東京都八王子市)、高幡不動尊(東京都日野市)、大國魂神社(東京都府中市)、深大寺(東京都調布市)、大宮八幡宮(東京都杉並区)の協力をもとに作成した、案内用リーフレット(記載言語は英語のみ)を同封。寺・神社それぞれの参拝方法や御朱印に関する説明、寺社・仏閣の案内に加え、2019年2月から販売している訪日外国人客向けのお得な鉄道企画乗車券も紹介する。

  • 案内用リーフレットのイメージ

なお、御朱印帳は日本人も購入でき、「京王れーるランド」でも10月14日に発売する予定。発売部数は1,000部で、なくなり次第終了となる。