普段はあまり甘いデザートを食べない筆者でも、結構好きなものがある。それはチーズケーキ。ほどよい甘さと酸味のハーモニーが、意外とおじさん心をくすぐるのだ。美味しいチーズケーキのためならば、どこへでも行こう。というわけで、新たなチーズケーキの噂を聞きつけて、表参道にやってきた。
「バスクチーズケーキ」って何?
今回のお目当ては、表参道のカフェ「the AIRSTREAM GARDEN(エアストリームガーデン)」で2019年7月22日より販売開始となったバスクチーズケーキ「めるてぃバスク」(税込680円)。
バスクチーズケーキとは、スペインのバスク地方発祥の石窯で焼かれたチーズケーキ。石窯で高温で焼かれるため、表面が黒く焦げているのが特長的。本来、バスクチーズケーキはホールで石窯に入れて焼き、周りが焦げて中がトロっとした状態を切り分けて食べるのだという。
今回販売される「めるてぃバスク」は、最初から小さなカップサイズで提供している。小さなカップを高温で焼くと中まで火が通ってしまうため、表面を焦がしつつ中がトロっとしたバスクチーズケーキをこのサイズで作り上げるまでには、開発上の苦労もあったようだ。
とろける食感と味わいに感激!
では早速、食べてみた。外側から約1cmぐらいは、しっかりとしたベイクドチーズケーキっぽさがあり、サックリと食べ応えあり。スプーンを伸ばすと、中は見事にトロっとしていて、商品名通り、とろける口当たりで美味しい。
「北海道産クリームチーズをメインに使い、濃厚に仕上げつつも隠し味にサワークリームでキレを加え、さらに乳本来の甘みのあるコクを粉乳でパワーアップ」しているのだとか。自然な甘みと甘酸っぱさは、スイーツ好きな女性はもちろん、あまり甘いものを好んで食べない男性でもイケるはず。
仕事やプライベートで表参道に行った際にはthe AIRSTREAM GARDENの「めるてぃバスク」でとろける時間を過ごしてみては?
●information
「the AIRSTREAM GARDEN」
東京都渋谷区神宮前4-13-8
営業時間:11~18時
休:年末年始(12月31日~1月3日)
岡本貴之(オカモト タカユキ)
1971年新潟県生まれのフリーライター。音楽取材の他、グルメ 取材、様々なカルチャーの体験レポート等、多岐にわたり取材・ 執筆している。好きなRCサクセションのアルバムは『BLUE』。趣味はプロレス・格闘技観戦。著書は『I LIKE YOU 忌野清志郎』(岡本貴之編・河出書房新社)」。