JAL(日本航空)は7月23日、2020年4月より着用される客室乗務員や地上接客部門、整備士など制服の新しいデザインの制服を発表した。

  • 2020年に採用するJAL新制服デザイン決定

    約7年ぶりとなる新制服のデザインが決定

今回の新制服は、実際に制服を着用しているJALグループのスタッフから構成されたプロジェクトチームを中心に、基本コンセプトとコストを総合的に判断し選定し、デザイナーの江角泰俊氏がデザインした。

  • 2020年から採用される新制服が披露

基本コンセプトは、現行の制服における優れた点を生かしつつ、必要な品質と機能を兼ね備えたものとし、東京2020大会で示されている「持続可能性に配慮した調達コード」への対応にも取り組んでいるとしている。

  • 客室乗務員の制服

  • 地上接客部門の制服

  • 運航乗務員の制服

  • 整備士とグランドハンドリングスタッフの作業衣

  • 沖縄地区で夏季に着用されるかりゆしウェア

登壇したJAL赤坂社長は「制服は品質、機能を重視した。社員に愛される制服になったと思う」とコメントした。

  • 登壇したJAL赤坂社長

「みんなのJAL2020新制服プロジェクト〜スカーフ編〜」として、2020年のオリンピック開催期間限定で、客室乗務員や地上接客スタッフが着用するスカーフのデザインを一般公募することを発表。募集期間は2019年7月23日〜8月30日となっており、応募者から抽選で東京2020観戦チケットが当たる副賞も用意される。

  • オリンピック期間中に着用するスカーフのデザインを一般公募

また、2020年に向けたJALの取り組みとして「JAL SMART AIRPORT」と「インバウンド運賃」についても発表。「JAL SMART AIRPORT」は、カウンターや案内サインを一新し、スムーズでストレスフリーのサービスを目指し、基幹空港に導入する。「インバウンド運賃」については、訪日外国人の強化として、日本の各地へ無料で招待するキャンペーンを展開する。従来の「どこかにマイル」を活用し、ワクワク感を楽しんでもらう。2019年秋ころに発表予定となっている。

そして、JALアスリート社員の山本選手、土井選手、戸邉選手とミライトワステージに登場し、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京2020オリンピック聖火リレーサポーティングパートナーシップ契約について発表した。

  • JALアスリート社員の山本選手(左)、土井選手、戸邉選手