東京2020開幕まで24日であと1年となる。22日、東京スタジアムにて近隣の子どもたち約400人が集まり「1 Year to Go!」の人文字を作るイベントが開催された。デビュー1周年を迎えた東京2020マスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」も駆けつけ、子どもたちと交流。さらに東京2020マスコットロボットも初お披露目された。
イベント冒頭、子どもたちの前に登場したのは、東京2020のマスコットであるミライトワとソメイティ。まずはミライトワの動きが何のスポーツを表しているのかを答えるジェスチャークイズが行われ、子どもたちが参加して盛り上がった
ちなみに、ジェスチャークイズの答えはサッカーとラグビー。これは今回のイベント会場である東京スタジアムが、東京2020でサッカーやラグビーの競技会場になることを受けてのことである。
続いて、今回が初お披露目となる東京2020マスコットロボットが登場した。同ロボットは、東京2020の「イノベーティブで新しい取り組みの一つとして様々なロボットの活用を検討する」という方針のもと、東京2020ロボットプロジェクト第2弾として大会組織委員会とトヨタが開発中のもの。
今回は実際に動作するミライトワロボットのみのお披露目となり、ソメイティロボットに関してはイベント終了後に展示のみでの公開となった。
ミライトワロボットは頭部にカメラを搭載、近づいてきた人を認識して様々な表情や動きで感情を表現することができる。また、体に搭載した20個の関節により、複雑で柔軟な動きも可能だ。サイズは約70cm、子どもにとっての等身大の大きさとなる。
この日はマスコットのミライトワとミライトワロボットで一緒に同じポーズを披露。また、子どもたちと握手やハイタッチを行い、キュートな動きで場を和ませる共に、性能の高さをアピールした。
マスコットロボットお披露目後、子どもたちによる人文字作りが行われた。描いた文字は、東京2020まであと1年ということで「1 Year to Go!」。横約28.5m、縦約8.5mという巨大な人文字だけになかなか満足いく形が作れず難航したが、最終的には全員が一丸となって人文字を完成させた。