お笑いコンビのエンペラーが21日、ABCテレビで生放送された『第40回ABCお笑いグランプリ』で第40回チャンピオンに輝いた。

  • 左から安井祐弥、にしやま -ABCテレビ提供

今大会は全国から520組がエントリー。決勝では一次選考、最終予選の43組から勝ち上がった12組が争った。

決勝は、ファーストステージとファイナルステージに分かれており、エンペラー、宮下草薙、カベポスターがファイナルステージへと進出。審査員の投票の結果、エンペラーが670点、カベポスターが665点、宮下草薙が652点で、エンペラーが優勝となった。エンペラーには、優勝賞金100万円と副賞の「すべらない」タイヤセットが贈られた。

エンペラーの安井祐弥は「めちゃくちゃうれしかったです。でも、まだ実感が湧いてない状態。たぶん家に帰ってビールを飲んだぐらいに実感がくるのかなと思います。今はまだ、頭真っ白です」と話し、にしやまは「賞レースで最後まで残ったのは、今回が初めてで、優勝できて感無量というか。これを目指して、ずっとやってきたので」と述べた。

ファーストステージでは漫才、ファイナルステージではコントを披露したエンペラー。そして今回の2本ともにボケをつとめたにしやまが、普段はツッコミを担当している。ボケとツッコミの変更はしないのかと聞かれると、にしやまは「やっていて楽しい方を選びますよね」、安井は「いろんなパターンのネタをやっていきたいですね。1つの形にはあまり決めたくないという意識はあります」とそれぞれ語った。

賞金の使いみちについて、にしやまは「お世話になった後輩をちょこちょこ、ご飯につれていきたいですね。あと、犬が飼いたいです。できればフレンチブルドックが大好きなので」とのこと。安井は「この季節は外で飲むのが一番好きなんで、賞金で山ほどお酒を買って飲みたいなと。後輩とか連れて公園で飲みたいです」と話していた。