東京メトロは7日、新木場車両基地にてファミリー向けイベント「Family Train Festival! in 新木場」を開催した。千代田線を引退した6000系や有楽町線・副都心線の車両7000系が展示され、10000系を使用した車両洗浄乗車体験なども行われた。

  • 「Family Train Festival! in 新木場」で東京メトロ6000系・7000系が並ぶ(写真:マイナビニュース)

    東京メトロが「Family Train Festival! in 新木場」を開催。車両展示で6000系・7000系が並んだ

新木場車両基地でのイベント開催は4年ぶり3回目。事前応募制の「Family Train Festival! in 新木場」では、募集人数3,000名に対し、約3万3,000名の応募があったという。

当日はあいにくの雨となったが、こどもたちを連れた家族らが多く来場し、車両展示をはじめ、さまざまな体験・見学ブースを楽しんでいた様子だった。車両展示では昨年11月の運行終了まで活躍した千代田線6000系の6102編成、有楽町線・副都心線の車両7000系の中から10両編成の7101編成が並び、多くの来場者がカメラを向けた。

  • 昨年引退した6000系。先頭車の6002号車に営団地下鉄時代のロゴマークと「ありがとう平成」のヘッドマークが掲げられた

  • 有楽町線・副都心線の車両10000系を使用した車両洗浄乗車体験。自動洗浄機をゆっくりと通過していく

6000系6102編成は両先頭車に「ありがとう平成」のヘッドマークを掲げ、6002号車(10号車)の扉に営団地下鉄時代のロゴマークも貼られてあった。東京メトロの担当者によれば、綾瀬車両基地に6000系を置けるスペースがなかったことから新木場車両基地に移しており、今後の保存等についてはまだ決まっていないとのことだった。

一方、7000系は「6000系に似合う“兄弟”車両」であることなどを理由に展示されたという。有楽町線・副都心線では2020年度以降、新型車両17000系を導入する計画があり、「17000系の営業運転が始まれば、順次なくなっていくのかなと思っています」と担当者は話す。展示された6000系・7000系の隣には、車両洗浄乗車体験に使用される10000系の姿も。事前に応募した来場者たちを乗せた10000系は基地内をゆっくりと走行し、自動洗浄機を通過していく様子を車内から見学することができた。

  • 本物の運転台を使ったシミュレーター体験や「平成引退車両パネル展」も行われた

他にも実際の電車を使用した車掌体験や運転台見学、保守用車両の乗車体験、本物の運転台を使ったシミュレーター体験など実施。「平成引退車両パネル展」も行われ、今回展示された千代田線6000系をはじめ、千代田線06系、東西線5000系、日比谷線3000系、丸ノ内線300形・500形、銀座線2000形・01系の写真が展示された。

なお、東京メトロでは7月8日から、平成の30年間で引退した車両を券面デザインに採用した「平成引退車両」東京メトロオリジナル24時間券(4,800円、3,100セット限定)をウェブにて販売する予定となっている。

  • イベント会場に展示された6000系・7000系の外観