ビースタイルは7月2日、運営する人材サービス「しゅふJOB」にて実施した「子連れ出勤」に関する調査結果を発表した。調査は3月13日~15日、ビースタイル登録者および求人媒体「しゅふJOBパート」に登録する主婦層1,000名を対象にインターネットで行われた。

  • 子連れ出勤のメリット

    子連れ出勤のメリット

調査によると、子連れ出勤をしたことが「ある」人は15.4%、子連れ出勤する人の同僚として一緒に働いたことが「ある」という人は16.7%。子連れ出勤のメリットを聞いたところ、「保活に失敗しても働くことができそう」(48.5%)、「保育施設に預けに行く手間が省けそう」(43.2%)、「子どもが近くにいて安心して仕事できそう」(42.9%)が上位にならんだ。

  • 子連れ出勤のデメリット

    子連れ出勤のデメリット

一方、デメリットについては、「職場に迷惑をかけそう」(81.1%)と「仕事に集中できなさそう」(79.8%)という回答が8割近くとなり、次いで「通勤が大変そう」(61.7%)、「子どもにつらい思いをさせそう」(45.6%)と続いた。

  • 子連れ出勤する側・同僚として働く側としてのスタンス

    子連れ出勤する側・同僚として働く側としてのスタンス

次に、「子連れ出勤をする側、同僚として一緒に働く側、それぞれあなたのスタンスとして最も近いものを教えてください」と質問したところ、「子連れ出勤するのも、同僚として一緒に働くのも反対」という人が最も多く、37.6%。次点は、僅差で「子連れ出勤するのも、同僚として一緒に働くのも賛成」という意見で36.5%だった。

反対派の意見には「職場は仕事をするところだから」「子どもの面倒を見ながら仕事も……と中途半端であり、無責任で無神経」「職場は子育ての場ではありません。給料をもらうための場所です。近年の親は公私混同甚だしいです」などがあった。

一方で賛成派には「子連れ出勤だけに関わらず、これからは働き方の多様性を受け入れないと企業は人を集められないと思います」「子どもは社会全体で育てていくものだと思っているから」などのコメントが寄せられていた。