モデルの藤田ニコルが、27日深夜に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『#ミレニアガール』(毎週木曜日25:25~26:25)で、人気者ゆえの悩みを告白した。

藤田ニコル

藤田ニコル

この日のゲストは、名古屋のナンバー1キャバ嬢“エンリケ”こと小川えり、新宿歌舞伎町のナンバー1キャバ嬢・一条響。様々な話題で盛り上がる中、藤田は一条の「六本木で働いている時に1回たまたまナンバー1とっちゃって。1回ナンバー1とったら落ちたくなくて。そこで負けず嫌いが目覚めた」というエピソードに「ナンバー1じゃない時はいいけど、ナンバー1になったら『落ちた』って言われるのもイヤだし、その次に誰かがナンバー1になるわけじゃん。だから、譲りたくなくなっちゃうよね。わかるわかる。落ちたくないよね」と反応した。

さらに、「TGCとかファッションショーの時って声援で丸わかりなの。人気の人は『キャー!』」と歓声の大きさが人気のバロメーターになっているようで、「雑誌は3つ目なんだけど、『Popteen』時代にTGC出た時は、そこそこの『キャー』。その時の『キャー』も知ってるから、今が一番ピークなの。『キャー』と言われる声量、みんなの熱さ。どっちも知ってるから。これがいつか終わる日が来る。『消えたな』『飽きた』と思われる日が来ると思ったら、今すごく怖い。それがリアル」と胸の内を明かした。

さらに藤田は、多くの人に知られているモデルの歓声が「あれ? 少ない」と感じてしまった時があったそうで、「雑誌でいくら人気でもテレビに出てた人の方が強い。やっぱりテレビがすごいんだなって思った。『Popteen』の時は、あまりテレビに出てなかったから雑誌だけの人気。テレビと雑誌になったら、知ってくれる人が倍になる」とテレビの影響力の大きさを実感している様子。

一方で、「全部テレビで決めつけるじゃん? テレビに出なくなって他の仕事してても、『消えたな』と言われちゃうし。だから怖いなって思う」「年に2回ぐらいメンタルが爆発するんだけど、ハワイに行ってきてすごく楽しくて。でも後半、ヤバイ。『仕事してない』って思って、早く仕事したいと思った。その間にみんなが仕事してるのを見て怖くなった」とも吐露する藤田。人気キャバ嬢が悩みの深刻さを瞬時に察知して聞き役に徹したことから話しやすかったのか、「重くなってごめんなさい。ここにぶつけちゃった」と謝りながら、この話題を締めくくっていた。