アメリカのモデル キム・カーダシアンが立ち上げた下着ブランド「キモノ(KIMONO)」。日本の”着物”を想起させる名称であること、一方で着物とは関係のない下着ブランドであること、これを商標登録申請していることなどから、「文化の盗用では」との批判が上がり物議を醸しています。
日本国内でも、「許せない」「問題ないのでは」と様々な意見が交錯し話題になっています。
キム・カーダシアンの投稿
国内の反応
キム・カーダシアンの新しい下着ブランドがKimonoって名前で、商標登録された。
— 大石結花 // Yuka Ohishi (@yukaohishi) June 25, 2019
文化の盗用どころか、Kimとかけた、日本の着物とは全く関係ない名前。
今後、ハッシュタグとなり、ブランド名として認知され、本来の着物という存在はどんどん薄れていくだろう。
日本人怒っていいよこれは😡 https://t.co/1OtZn0UQoZ
キム・カーダシアンが商標登録しようとしてる下着のネーミングが「kimono」なんだけど、これ、登録されたら今後日本の着物関係の登録できなくなるし、明らかな文化盗用なわけだけど、いつもながらに日本国内で反応薄い感じ(もしくは素敵!嬉しい!って反応…)してて驚く… https://t.co/6IBgCv1mhT
— うちゃか (@sayakaiurani) June 26, 2019
今まで問題になってきた文化の盗用は、本当の意味での文化の盗用ではなかったと思う。日本語の入れ墨を入れることも白人が着物を着ることも、文化を楽しんだり発信してるだけだったから。
— 元鈴木さん (@Motosuzukisan) June 26, 2019
でもKimonoを商標登録するのは正に文化の盗用だ。日本文化に経済的損失を与えるのだから。
キムの下着自体は良いのだけど、問題が2つあって
— Eva (@evahpfbgk) June 26, 2019
1つ目は文化の盗用ならぬ文化の誤用(?)で、日本人の着物姿も一種の下着姿だと誤解される可能性があるのね。
2つ目はブランド定着で、kimonoの印象やネット検索結果が有名人であるキムの下着で埋め尽くされ、結果的に着物への経済的打撃があり得る。
キム・カーダシアンが自分のプロデュースした下着にkimonoと名付けたことに対し「文化の盗用だ!」と怒っている人がいるようだが、個人的にはこれはキムさんの作った「キムノモノ」というオヤジギャグ的なものだと勝手に理解していたので少し驚いた。 https://t.co/wHs97Wtwnk
— 飯山陽 (@IiyamaAkari) June 26, 2019
#キムカーダシアン 下着のブランドを #kimono にしたとかで大炎上
— 川原マリア@6/25-7/4ラフォーレ原宿出店 (@mariaria108_new) June 26, 2019
文化盗用だ!と言われてるとか
自国の文化だと誇れる程の知識や着用率はある?
自由に着物を楽しんでる人達を押し殺そうとはしてませんか?
批判より前にまず自省も忘れたらダメだとは思うよけどね pic.twitter.com/xZVOygHPUa
「文化の盗用」の線引きがいまいちわかってないのですけれど、ボードゲームにシェイクスピアの名作「オセロ」のタイトルをつけたり、ケチャップで和えただけのスパゲティを「ナポリタン」と呼んだりした、日本の先輩たちのセンスは、全然きらいじゃないんですよね。
— 角尾 舞 | Mai Tsunoo (@ocojo) June 26, 2019
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