2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主人公・明智光秀を演じる俳優の長谷川博己が17日、東京・渋谷の同局で行われた新たな出演者発表会見に出席。撮影3週目を迎えた今の心境や現場の様子を伝えた。

麒麟がくる、長谷川博己

長谷川博己

大河ドラマ第59作となる『麒麟がくる』は、智将・明智光秀(長谷川)を主役とし、その謎めいた前半生に光を当てながら、彼の生涯を中心に戦国英傑たちの運命の行く末を描く物語。この日の会見では、木村文乃、南果歩、村田雄浩、徳重聡、片岡愛之助、檀れい、佐々木蔵之介、滝藤賢一、谷原章介、眞島秀和、吉田鋼太郎の11人の新キャストが発表された。

主演の長谷川は新キャストを見渡して、「素晴らしいキャストの方々に集まっていただきまして、なじみの深い俳優さんも、共演は初めてで日頃から仲良くしていただいている方もいらっしゃいます。すごく楽しみです」とうれしそうに話した。

今月3日にクランクインを迎えたが、長谷川は「撮影も3週目に入り、本当に白熱しています。戦国時代は泥や血のりがかかったり、甲冑を着たり大変ですが」と語り、「夫婦円満でラーメンを作っていた時代が懐かしいと思っている3週目です」と、2018年度後期の朝ドラ『まんぷく』を振り返って笑いを誘った。

そして、「このチームで一丸となって頑張っていきたい」と意気込み、「現場は大変ですけどすごく楽しいです。僕も役に没頭して次の日起きられません」と充実した日々を語った。

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さらに、新出演者たちから長谷川への期待の言葉が次々とかけられると「すごくプレッシャーですね」と苦笑いを浮かべつつ、「でも、そう言われて少し明智の気持ちがわかった気がします。重圧の多かった方だと思いますし」とコメント。「なぜああいうこと(本能寺の変)をしたのか毎日のように考えている状況なんですが、本当に期待していただいて構いません。すごいものを見せられると自信をもって言います。見せます!」と力強く宣言した。

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