女優の小芝風花が、テレビ朝日系ドラマ『べしゃり暮らし』(7月27日スタート、毎週土曜 23:15~)に出演することが17日、明らかになった。

  • 『べしゃり暮らし』原作の鳥谷静代(左)と、演じる小芝風花=テレビ朝日提供

単行本累計7,500万部以上を記録した漫画家・森田まさのり氏の同名漫画を初映像化し、主演の間宮祥太朗が渡辺大知と漫才コンビ役に挑戦する同作。

小芝は、主人公コンビとお笑いの世界で激しく競い合う漫才師のヒロイン・鳥谷静代を演じる。静代はかつて辻本潤(渡辺)とお笑いコンビを組んでいたが、辻本が一方的に離れ、コンビは解散状態に。一方で静代は、辻本のことを相方としても恋愛相手としても諦めきれないでいる女子高校生だ。

小芝は「まさか自分で漫才をやる日が来るとは思っていなかったので、お話をいただいたときは『え! 私が漫才をやるんですか!?』と、とにかく驚き、本当に務まるのかという不安もありました」と明かす。

そして「静代は関西弁で、私も大阪出身なので、関西弁にはとてもなじみがあり、標準語よりも気持ちを表現しやすいですし、演じていて楽しいです」と語り、「原作のイメージに合わせて今回ウィッグをつけていますが、違和感しかありません」と笑顔を見せた。さらには「他の出演者のみなさんからは、『毛量おばけ』と、呼ばれています(笑)」とも。

演出を務める劇団ひとりについては、「真剣に演出に取り組まれ、ふだんテレビで見るイメージとは随分違いますが、漫才シーンのために見せてくださるお手本は本当に面白くて、みんなで大笑いしています。私はお笑いについて模索していますが、劇団ひとりさんがついてくださっているので、とても頼もしく感じます」と感謝した。

「このドラマは、熱い青春モノなので、夏にふさわしい作品になると思います」と言い、「お笑いにも元相方の辻本潤にも、すごくまっすぐな気持ちを持っている静代をしっかりと表現して演じきれるように、一生懸命頑張りたいです!」と抱負を語っている。