お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、16日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、お笑いコンビ・カラテカの入江慎也が詐欺グループからの闇営業の仕事を吉本所属芸人に仲介した問題について改めて言及した。

松本人志

松本人志

7日発売の写真週刊誌『FRIDAY』で報じられた、吉本芸人の闇営業問題。2014年末に行われた振り込め詐欺グループの忘年会に、仲介者であるカラテカの入江慎也をはじめ、雨上がり決死隊・宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号・田村亮、レイザーラモンHG、ガリットチュウ・福島善成らが出席していたという。入江は、4日付で契約を解除されている。

9日放送の『ワイドナショー』で、松本は「一切お金が出ずにあれだけのサービスすることは、僕はないと思う」と厳しい見方を示しつつ、自身が後輩から頼まれた場合を想像して「行く可能性はあります」とも。入江以外の処分については、「他のメンバーに関しては、みなさんがどういう風に判断するか。吉本興業が決めること」と明言を避けていた。

16日放送回ではこの問題が取り上げられなかったが、番組の最後に「毎週取り上げていってもアレなので、1回まとめて何か。大きな動きがあればやります」と宣言。「今、吉本がいろいろやっていると思うので一旦僕は静観させてもらいますけど、それでモヤモヤとするようでありましたら僕も何らかの処置というか。僕が間に入るなり」と今後の方針を示しつつ、「できたらそれはしたくないなと。別に僕のお弟子さんでもないし。僕の会社のタレントでもないので」と本音も吐露した。

また、「一部では『どうせ松本も参加している』と言ってるやつがおってさ」と自身にも疑惑の目が向けられているようで、「俺、30年前以降やってないっちゅうねん!」と声を上げた松本。「30年前はやってましたよ」と打ち明け、「2~3回あるかな」と若手時代の闇営業を振り返っていた。