エアトリは5月13日、「ふるさと納税」に関する調査結果を発表した。調査期間は2019年4月23~26日、有効回答は20~70代の個人685人。

  • "礼品の返礼割合を3割以下、地場産品のみ"という返礼品の規制についてどう思いますか?

    「礼品の返礼割合を3割以下、地場産品のみ」という返礼品の規制についてどう思いますか?

今までふるさと納税を行ったことが「ある」と答えた割合を年代別に調べたところ、20代と30代は同ポイントの44.4%だったのに対し、40代は42.1%、50代は35.7%、60代以降は29.4%と、年齢が上がるにつれて減少する傾向がみられた。

ふるさと納税をしたことがある人に納税先はどうやって決めたか聞くと、「返礼品」が圧倒的に多く82.4%。以下、「還元率の高さ」が28.3%、「好きな場所」が20.2%、「税金の使い道に共感」が15.5%と続いた。

2019年6月以降、返礼品に規制がかかることを知っているか尋ねると、「知っている」人が81.8%を占めた一方、「知らない」人も2割近い18.2%いた。

「礼品の返礼割合を3割以下、地場産品のみ」という返礼品の規制については、過半数の68.5%が「どちらとも言えない」と回答。この他、「賛成」が29.3%、「反対」が5.4%となった。

「どちらでもない」と答えた理由としては、「規制の意味合いもよくわかるが、実際自分にとって魅力的であれば、納税先を返礼品で決めているというのが実情のため」(40代・男性)、「ふるさと納税制度自体、いまいちわからない方も多いと思います。 もう少し浸透するように、区役所なり、市の説明が必要だと思います」(40代・男性)といった意見が寄せられた。