俳優の三浦春馬が、7月スタートのカンテレ・フジテレビ系ドラマ『TWO WEEKS』(毎週火曜21:00~)で主演を務めることが13日、分かった。

『TWO WEEKS』に主演する三浦春馬=カンテレ提供

このドラマは、韓国の同名ドラマが原作。殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地(三浦)が、突然存在が明らかになった白血病の娘・はなを救うために逃亡する2週間のタイムリミットサスペンスで、結城を中心に、検察、警察、政治家、闇の組織など、さまざまな立場の登場人物の思惑や陰謀が複雑に絡み合う逃亡劇となる。

三浦は「自分の子どもと接する役どころは今まで演じたことがなかったので、初めてこういう役を演じることになる新鮮さや、自分がこのキャラクターをどう『生きる』のかというところにすごく興味があります。結城の父性愛がどう芽生え、どう大きく膨らんでいくのかということを、しっかりスタッフやキャストの皆さんと一緒に考えていきたいです。そして、驚きなのか愛情なのか、娘のはなちゃんとのシーンで自分の中に何が沸き起こるのか。今から楽しみですね!」と期待。

暑い時期の撮影で、アクションも予定されているが、「今は舞台をやっていて、公演終わりでこのドラマの撮影に入ります。体力だけは存分に備えていると思いますので、全力で撮影に臨ませていただきます。視聴者の皆さんが、夏バテを吹っ飛ばせるようなエネルギッシュな芝居をしたいと思います」と意気込みを示した。

カンテレの岡光寛子プロデューサーは、三浦について「柔和な表情の陰に少しクールな一面と、年齢を重ねるごとに深みを増していく佇(たたず)まいを併せ持つ役者さんです。今回、主人公・結城という喜怒哀楽の色が複雑に重なる難しい役どころを繊細に演じてくださるのは三浦さんしかいないと思い、オファーさせていただきました」と起用理由を説明。原作とは異なるオリジナルの展開も予告している。