俳優の窪田正孝が主演するフジテレビ系月9ドラマ『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』の第5話が、きょう6日に放送される。

  • 窪田正孝(左)と本田翼=フジテレビ提供

唯織(窪田)は、杏(本田翼)から、あるCT画像について意見を求められる。画像をのぞき込んだ唯織は、杏との距離が近いことに照れてしまい…。

一方、裕乃(広瀬アリス)は、威能(丸山智己)が遺体画像を見ていたことに驚く。実は威能は、CTやMRIを使って遺体の死因を究明するオートプシー・イメージング、通称「Ai」と呼ばれる死亡時画像診断のスペシャリストだった。鏑木(浅野和之)は、放射線科の受診患者増加などを理由に、Aiの受け入れを最小限にとどめようと提案していたが、院長の渚(和久井映見)は、Aiと解剖を組み合わせることは医療界全体の未来にとって必要だと考えていた。

そんな中、ラジエーションハウスに、公園で倒れているところを発見され、その後死亡が確認された美しい顔の少年・藤本直樹(南出凌嘉)のAi依頼が届く。第一発見者は、直樹とキャッチボールするために公園に来たという弟の雄太(斎藤汰鷹)。救急通報をしたのは、藤本家の近所に住む少年・山村肇(小林喜日)だった。

辻村(鈴木伸之)は、心臓付近に擦過傷(さっかしょう)が見られたことから、胸骨の未発達な子どもの胸に衝撃が加わることで起こる心臓震盪(しんとう)の可能性に言及。直樹は、上に向かってボールを投げてそれをキャッチしていた、という目撃情報もあった。だが、直樹の父母、勝彦(三浦誠己)と歩美(森脇英理子)は、小野寺(遠藤憲一)らの説得にも耳を貸さず、Aiをかたくなに拒否する。周囲は虐待死を隠ぺいするためだと疑い始め…。

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