JR東日本新潟支社は、ディーゼル機関車DE10形と「青い12系客車」4両の編成による快速「DL青い12系客車」を6月に磐越西線で運行する。普段は同路線を走行しない「青い12系客車」の車内から、新緑がさわやかな沿線風景を眺められるという。

  • 「青い12系客車」外観

「青い12系客車」は1969~1978年に製造された急行形座席客車で、ブルーの車体が印象的。冷暖房装置を搭載し、客車初という自動ドアの採用など、その後の国鉄客車のモデルとなった。

快速「DL青い12系客車」は6月15・16・22・23日に運転。各日ともヘッドマークを取り付けて運転予定(デザインは当日発表)となっている。新津駅から会津若松駅まで往復で運行され、往路は新津駅10時5分発・会津若松駅13時35分着、復路は会津若松駅15時25分発・新津駅18時40分着。車内では往路と復路でデザインの異なるポストカードを配布するほか、イベントも計画しているという。

  • 「青い12系客車」車内

これに合わせ、新潟駅から新津駅までアクセス列車「快速DL青い12系リレー号」(普通列車)も運行される。往路は新潟駅9時30分発・新津駅9時45分着、復路は新津駅18時56分発・新潟駅19時16分着。新津駅では、快速「DL青い12系客車」と同一ホームで乗り換えられる。