2019年のGWは10連休!どうやって過ごそうが悩んでいる方も多いかと思います。連休と言えばレジャーが思い浮かびますが、連休中はそう毎日レジャーばかりではお金がいくらあっても足りません。とは言え、大型スーパーをレジャー代わりにしてしまうと、想定外の出費に気を付けなければいけません。

  • 連休中はお買い物代わりのレジャーに注意!

お買い物をレジャー代わりにすると、それだけでも数万円の出費になることがあります。食料品だけを買うつもりで大型スーパーへ家族と行けば、それぞれに食べたいものを気軽にカゴに入れられてしまうことになるでしょう。

そしてまた、せっかくきたのだからほかの商品もあれこれ見たい収納、雑貨、日用品に服…。そしてお昼ご飯にかかれば1000円×人数分、途中でスイーツやコーヒーでひと休み400円×人数分、ゲームコーナーで子ども達と遊んで…。など出費がかさむばかり。

また、せっかく食材を買ったのに、大型スーパーが広すぎて、家に帰ってから食事を作る元気がなくなってしまい、結局外食になってしまう可能性もあります。

心当たりがあれば、大型スーパーに行く前に炊飯器のタイマーをセットしておく、簡単なお総菜は冷蔵庫へ入れておいてあとは肉や魚を焼くだけの状態にしておけば、外食費の節約になります。

また、駐車場渋滞でレジの長蛇の列から開放されたいのであれば、ネットスーパーがおすすめです。自宅にいながらにして注文ができ、指定時間帯に届けてくれるサービスです。時間と体力とお金の節約につながります。時間に余裕がでたら、届いた食材でお総菜や味付け肉といった手間をかける余裕が生まれます。そして浮いた時間とお金でお買い物以外のレジャーを楽しむのも、お金の使い方の一つと言えるでしょう。

アウトレットモールも同様に、遠路遙々ガソリンを使ってやってきたのだから、お得をゲットして帰らなければ!と使命感に燃えてしまうと、値札ばかりに気を取られて肝心の「本当に必要かどうか?」という冷静さを失ってしまい、帰宅後に「どうしてこれを買ったのか?」といったアイテムが出てくることも。

アウトレットの場合は、正規の品が安くなっている場合もありますが、中にはアウトレット専用に作られているので、特別安いと言うわけでもなさそうです。アウトレットモールはその場の雰囲気を楽しむには絶好の場所かもしれませんが、買い物はほどほどにしましょう。

大型業務用スーパーも同様です。大容量の商品が並んでものめづらしく、それらを見ているだけでも楽しくなりますが、家族3人で消費するには量が多すぎたり、買いすぎて冷蔵庫に入りきれなかったり、収納がパンパンになってしまったりと一般家庭には持て余してしまうことも。

日用品などはものによってはドラッグストアのセールで買った方が安いこともあります。せっかく年会費を払っているのだからと言って、買い込むと生活費が膨らんでしまいがちです。大容量な分、単価もそこそこするので会計時に1万円は軽く超えてしまうことも。

これら全てのお買い物に共通して言えることですが、レジャー代わりのお買い物は現金決済にすると後々請求が来て慌てることがありません。レジャーにしてもレジャー代わりのお買い物にしても、しっかりと予算を持ってその中でやりくりをすることで、使い過ぎを防ぐことができます。そして仮に同じ1万円でもどう使うのがより楽しめるのかを考えたり、お金を使わなくても楽しめる方法を探してみてはいかがでしょうか。

丸山晴美(まるやま はるみ)

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外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している