フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、『その後の 母の涙と罪と罰』を21日に放送。番組が追った元ヤクザが、覚せい剤の使用で逮捕されたいう事実が明らかになる。

  • 『ザ・ノンフィクション その後の 母の涙と罪と罰』より=フジテレビ提供

『ザ・ノンフィクション』では、覚せい剤中毒になった元ヤクザ・学さんの再起を追った『母の涙と罪と罰』を昨年7月に放送。壮絶な過去から立ち直った姿に、大きな反響があった。その学さんが教会「罪人の友」で共に住み込み、面倒を見ていたのが、今回の主人公・タカシさん(仮名)だ。

タカシさんは3年前、ヤクザを辞めたばかりで人生をやり直そうと、教会に駆け込んできた。教会の牧師も元ヤクザで、行き場のない人たちを受け入れ、彼らの社会復帰のための支援を続けている。

みんなに見守られながら社会性を取り戻そうとするタカシさん。真っ当に働きたいと、職業訓練学校に通い始めたものの、元ヤクザという過去に引き戻されてしまう出来事が…。

さらにその後、せっかく見つけた職場に、タカシさんが突然、来なくなってしまう。誰とも連絡を取らず部屋の中にこもってしまった。ようやく入れることになったタカシさんの部屋で、カメラが見たものとは…。

そして昨年11月、タカシさんは覚せい剤の使用で逮捕された。彼は、支えようとした人たちの手を離して、どこに向かおうとしていたのか…。そして今、彼は…。

ナレーションは昨年7月の放送に続き、女優の安達祐実が担当する。

(C)フジテレビ