国内最大級のアニメの祭典「AnimeJapan 2019」が3月23・24日にわたって東京ビッグサイトにて開催された。23日、エイベックス・ピクチャーズブースにて「TVアニメ『ガーリー・エアフォース』-最終回へTake Off!ステージ-」が開催された。登壇者は鳴谷慧役・逢坂良太、グリペン役・森嶋優花、イーグル役・大和田仁美、ファントム役・井澤詩織、ライノ役・白石涼子。

  • 「TVアニメ『ガーリー・エアフォース』-最終回へTake Off!ステージ-」

イベントがスタートし、次々とキャストがステージに登場するも、最後に登壇した井澤と白石はなにやら苦笑いのような笑顔で登場。それもそのはず、お互いの衣装が色違いでたまたま被ってしまったとのこと。

まずはそれぞれによるキャラクター紹介で作品をおさらいしつつステージは進行。そして、各キャストが選んだお気に入りのシーンをVTRで観ていくコーナーへ。

まず大和田が選んだシーンは、イーグル初登場の第3話。大和田はこのシーンのアフレコ時の裏話として、「『日本の平和はイーグルが守るから』というセリフは頼りにならなさそうに言ってくださいと言われました。大丈夫か、と思われるように」と語った。

白石が選んだのは第9話のグリペンがピザやジュースを食べたり飲んだりするシーン。「(横で話している)ライノが何を言っていたっけ? と何度も観てしまうくらい」と白石。

井澤は、第10話の慧とファントムがバスの中で会話をするシーンを挙げる。座席を倒して嫌味を言い始める本シーンについて、「ファントムっぽい」と井澤。そして逢坂も「慧も経験を積んでいるので流すんですよ。嫌味の中にある言いたい部分を察しているんですね」と解説していく。

その逢坂が選んだのは第8話。宋明華が慧から映画に誘われたと思ってしまい、最終的に喧嘩になるというシーン。「なぜこのシーンがお気に入りに?」という空気がステージに漂う中、逢坂は「お気に入りのシーンではないです。戒めのシーンです」とぽつり。「明華に対してひどいことをしたのを忘れないため、みなさんの記憶の片隅に残すためです」とチョイスした理由について、まず語る。そして、「僕は慧目線で見ているんですけど、このシーンだけは養護できない。『ひどくない?』って言いながらスタジオに入りました。気付かないうちにこういうことを女の子にやっているんじゃないか。そういう意味も込めて、戒めの意味で選びました」と熱弁。

最後に森嶋は、はじめてグリペンと慧が一緒に戦った第4話の戦闘シーンをチョイス。「選ぶのにすごく迷った」という森嶋に、逢坂も「挿入歌もあって、ここまでとは思ってなかったので嬉しかった」と振り返った。

続くコーナーは、逢坂が答えそうな回答を予想する「ベストアニマは誰だ!? ガーリー・エアフォース ベストアニマクイズ大会」。逢坂は「僕はこの業界でも普通です。『人気の食べ物は?』と聞かれたら、カレーと答えます」と珍回答はしないと事前に釘を刺す。

しかし、第1問の「赤い果物といえば?」に対し、森嶋、井澤が「りんご」(お互いイラスト付き)、大和田、白石が「いちご」と予想したのに対し、逢坂は「チェリー」と回答し、まさかの全員不正解に。

不穏な空気が流れる中、第2問は「黄色の花といえば?」。森嶋は「ばなな」、大和田は「カーネーション」、井澤は「セイタカアワダチソウ」、白石は「たんぽぽ」と多種多様な答えが飛び出すも、逢坂は「ひまわり」とどストレートな回答をし、またもや全員不正解。

第3問の「緑色の虫といえば?」では、森嶋が「カメムシ」、大和田と白石が「カマキリ」、井澤が「カナブン」と予想する中、逢坂は「カメムシ」と回答し、ようやく正解に。

勢いに乗りたいところだとばかりに盛り上がる中、第4問は「青い海のある場所といえば?」。ここでは逢坂から「最近海を見るために、ある場所に行きました」と大ヒントが飛び出す。それを受けて出てきた回答は、森嶋、井澤が「沖縄」、大和田が「湘南」、白石が「江ノ島」。全員当てにいっているが、正解はまさかの「伊豆」。

気を取り直して第5問は「今日誕生日の声優は?」というサプライズ問題。ここでは見事全員正解の「大和田仁美」と回答し、ハッピーバースデーの歌とともに、ステージにケーキが登場。会場全員で大和田を祝福した。

そして、最終的な結果は森嶋がトップに。賞品として石川銘菓「まめや金澤萬久」のちょこ豆と金かすてらのセットが贈られ、幸せな空気のままイベントは終了した。