近畿日本鉄道は10日、2019年のゴールデンウィークが10連休となることから、伊勢神宮への参拝客に利便を図るため、通常は団体専用列車として運行している「楽」(20000系)を臨時列車として近鉄名古屋~五十鈴川間で1日1往復、計7日間運行すると発表した。乗車に必要な「GW伊勢まで『楽』らくきっぷ」は4月12日から販売開始する。

  • 臨時列車として運行する団体専用車両「楽」

「楽」を使用する臨時列車は近鉄名古屋駅から運行され、伊勢神宮の最寄り駅である伊勢市駅・宇治山田駅・五十鈴川駅以外には停車しない参拝客向けの列車となる。運転日は4月27~29日、5月2~5日の計7日間。往路は近鉄名古屋駅10時35分発・五十鈴川駅12時27分着、復路は五十鈴川駅16時54分発・近鉄名古屋駅19時1分着で運行される。

この臨時列車に乗車する際、「GW伊勢まで『楽』らくきっぷ」が必要となる。4月12日5時30分から各列車180枚限定、大人1,450円・こども730円(ともに片道)で販売される。なお、同きっぷで臨時列車「楽」以外の列車に乗ることはできない。